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JRが国鉄と呼ばれていた「ちょっと昔」に戻ってカズ少年が鉄道の旅へご案内
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夜の札幌駅4番線ホーム。すでにブルーの車体の急行利尻が停車していた。

時刻は21時50分。発車まであと7分ある。


ここで、先日の急行はまなす号では確認し忘れていた部分に目がとまった。

「おぉ、これが14系500番代かぁ」

この車両は北海道仕様のため、乗降口の扉が折り戸ではなく引き戸なのである。

寝台列車には珍しいが、雪の挟み込みで開かなくなることを予期しての構造。


列車に乗ると僕は輪行袋をデッキの手すりにくくりつけて、車内へ進んだ。

手荷物のリュックサック、カメラバッグなどをB寝台に置きに行った。


出発まではまだ5分以上あるので腰を落ち着けるより、再度ホームに立ち、

最北の夜汽車の旅が始まる前の静寂を楽しんだ。


そして出発まで残り2分。

余裕を持って列車に乗り込んだちょっと後に案内放送と発車のベル。

夜10時を目前にした頃、急行利尻号はゆっくりと動き出した。


B寝台車両の通路で後ろへと流れ行く札幌駅を見送ったあと、

自分の寝台に戻りその感触を確かめるように寝転がってみた。

考えてみると寝台車は5年ぶり。ちょっと昔気分である。

ただ、この上段寝台は窓がなくて外の景色を見られないという欠点がある。

だから寝台の感触を味わうのもそこそこにして、通路に出た。

そしてそこにある補助イスを出して座り、景色を眺めることにした。


気がつくと早くも札幌の市街地をぬけて郊外に出ていた。

遠くに見える街灯の明かりがゆっくり後ろへと消えるのと、

突然現われては飛び去る踏切の灯りの残像を楽しみながら旅は進んだ。



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僕に近づいてきた人。それは紛れもなく酔っ払いのおじさんだった

「よぉ、兄ちゃん、こんな時間にどこまで行くんやぁ」。

「あ、あのぅ、稚内です」

「何ぃ、稚内?おぉそぉかぁ、わしは今から横浜に帰るっちゅうのに・・・」

そんなことは僕の知ったことじゃない。

しかし、その人は続けて言った。

「おぉそぅや。稚内にどうやって行くかわかっとるんか?フリーパス使うんやぞ」

「あ、はい、わかってます」  (いや、そんなものは知らないが)。

「きぃつけていくんやぞ」  

「あ、はい。どうも・・・」

なぜか人通り少ない跨線橋で酔っ払いの相手をさせられてしまった僕だった。


さて、時刻は21時30分を回ったところ。

ホームに響いた案内放送に耳を疑った。

「急行利尻、稚内行き。間もなく発車いたしま~す」

えぇ! うそうそ!21時57分発やろ!

何がどうなったのかよくわからないまま、うろたえながらも切符を確認。

CCF20090728_00006.jpg

発車時刻は間違いない。でも発車のベルは止まった。そして汽笛が響いた。

跨線橋の上で、輪行袋は1番線につないだままだからすぐにホームにも行けず。

慌てて時刻表で再確認するしかなかった。

ガタンゴトン・・・列車がホームを出て行く。「どうなってんねん?」


すると、この日は臨時急行利尻81号が設定されていることに気付いた。

ようやく胸をなでおろし、張り詰めた緊張感が一気に解けた。

でもそろそろ乗車できるように準備をしようということで1番線ホームへ。

そして結んでおいた輪行袋を手に取り“本物の”急行利尻号乗車ホーム、

4番線にゆっくりと向かった。




 
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1988年8月14日。

この日は僕がついに札幌を離れて、道内一週旅行に旅立つ日である。

とは言っても、僕がそのために選んだ列車は急行利尻。出発は 21時57分だ。

つまり、すっかり日が暮れてからゆっくりと準備をして札幌駅に向かえば十分。


そうはわかっていても、ずっと温めてきて今実現しようとしているこの計画に、

僕の鉄のハートは疼きまくっていたのだ。


そのようなわけで、夕方まだ明るいうちから豊平区美園のアパートを出発し、

札幌駅へと向かい、自転車を走らせ始めてしまった。


さて、札幌駅に着いてはみたものの、することは何もない。

食事をしながら4時間も潰す気は毛頭ない。

じゃぁまた短い旅をしよう!ということで、下車印を増やすことを目標にして、

千歳空港駅までいくことにした。

時刻表を見ようとしたその時、ちょっとタイミング良すぎと思えるのだが

「急行ちとせ号」が目の前に来て、それに乗ることができた。


かなりの混雑だったが、僕は何とか窓際の席を取ることができたので、

外を眺めながら千歳空港を目指した。

新札幌駅を出るともう外は暗くなっていた。降り出して来た雨のせいかな。

千歳空港駅への道中、特急北斗号とすれ違い、キハ183系貫通型車両を見た。

そして、僕が見たかった車両、アルファコンチネンタル号ともすれ違った。

僕のボルテージは一気に上がった!

ヘッドマーク博物館 -アルファコンチネンタル エクスプレスのエンブレム 

こうして、僕の時間つぶしの旅は興奮のうちに進み、

冷めやらぬまま札幌駅に戻ってきた。



それから1時間後。僕は札幌駅の跨線橋からホームを眺めていた。

これから始まる稚内への旅の直前のひと時である。

駅構内にある手作りパンの店で買ったパンをほおばりながら。

お好み焼きパンとホイップクリームのパンというミスマッチなふたつ。


そんな僕に1人の人が近づいてきた。

小樽からの帰りの列車は満席のマリンライナー、キハ40系の長編成だった。

夏休み、そしてお盆休みなので旅行客がいっぱいなのも納得だ

そんな中、空いている席を探していた僕に、最高の座席が見つかった。

それはキハ40の連結面にある運転席。扉が開いていたのだ。

ここなら客室から隔離されていてプライバシーが確保。(何を求めているんだ・・・)

窓を開けても大声で歌を歌っても客室内の人たちには迷惑がかからないし、

何よりプチ運転士気分で最高だった。

(かっぱえびせんを食べてよそ見する運転士・・・・?)


実はそんな僕が何気なく足を置いたところにはなんと警笛ペダルが・・・。

「プワァァァーーーーン」

まさか自分が鳴らしてしまったなんて最初は気付きもしなかったが、

あまりにも大きな音が近くで響いたので、もしかして?と思い、

今踏んだばかりのペダルをもう一度、今度はほんのちょっと踏んでみた。

「プァン」

やっぱりそうだった。


そんなドキドキの時間を過ごし、窓からの風をいっぱいに浴びながら、

札幌に到着するまでのプチ運転士を楽しんだ。


マリンライナーはエンジン音を緩やかにしつつ札幌駅8番線にゆっくり到着した。

ドアが開いた直後、僕はそのまま駅そばスタンドへ。

やっぱり「かっぱえびせん」だけではお腹は満たされなかったのだ。

僕は迷わず、かけそばの大を頼んだ。麺が2玉分で330円とは安い。

(しかしお世辞にも栄養はない・・・・)


札幌駅ではほんのちょっと列車の撮影をして帰ることにした。

この日はフラノエクスプレスがANA企画のBIG SNEAKER号として

ホームにたたずんでいた。

フラノエクスプレス


 

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ここまで手稲だけに停車し、快調に飛ばしてきたマリンライナーだったが、

久々の停車駅が近づいてきた。その駅とは小樽築港駅だ。

名前が示すとおり、ここまで来れば小樽駅はもう近い。(と言ってもあと7分だが)

この後、南小樽に停まり、マリンライナーの終点である小樽駅に着いた。


こうして到着した小樽駅は噂に聞いていた通りの素敵な駅舎だった。

小樽といえばイメージにまず浮かぶ、運河、ガス灯、倉庫群・・・。

でも、そこまで見て回ると帰りが遅く真っ暗になるのがわかっているので諦め、

小樽に来たことと小樽駅を見たことだけで満足することにした。


それにしてももう夕方だ、お腹がすいてきた。どうしようかな。

駅弁の「かにめし」は600円で学生にとっては高いし量も少ない。しかも夕方。

そこでKIOSKでかっぱえびせんと「WILSON」というスポーツドリンクを買った。

ここのかっぱえびせんは四角い箱に入っていた。初めて見るタイプだ。


さっそく箱を開けようかと思ったが、その前にもうひとつだけすることがあった。

北海道脱出日の北斗星号の寝台券のキャンセル確認だ。

ダメでもともと、みどりの窓口で尋ねた。案の定だめだった。


それで箱入りの「かっぱえびせん」の箱をあけ、2本ずつくらいつまみながら

小樽駅の改札を抜けたが、ちょうどそこに快速マリンライナーがやってきた。

でも、今回は711系電車ではなくキハ40系の編成だった。

ちょっと昔風快速列車という感じだった。





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プロフィール
HN:
smilykaz
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1970/12/19
職業:
ステッカー製作
趣味:
国内鉄道旅行
自己紹介:

けっして後ろ向きの性格ではないが、
昭和の国鉄風情をこよなく愛し、
ちょっと昔なつかしいもの好き。
古いものを大切にする・・・のかも。
思い出の品、焼いもアイス、ラムネ
昭和の香り漂う鉄道旅行、愛好家。

昔風情いっぱいの日本昭和村がある岐阜県美濃加茂市に近い坂祝に本籍地がある。偶然。長良川鉄道やJR高山本線・太多線など鉄道の要所に加え、ちょっと前まであった坂祝セメント貨物など、鉄分もいろいろある所だ。

現在は、日本海側のある街でイラストやデザイン表札の仕事をしている。
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