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JRが国鉄と呼ばれていた「ちょっと昔」に戻ってカズ少年が鉄道の旅へご案内
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北の大ターミナル札幌駅改札前でそわそわと西山君の到着を待つ僕。

そこに「やあ、おひさしぶり」と、大きな体をゆらしながら西山君がやってきた。

こうして約8時間にわたる壮大な時間つぶしが終わりを告げた。


さて、再会の感動というより、待ちくたびれた疲れから、

ほんの短いあいさつだけである方向へ歩き始めた。

西山君は僕を“出入り口ではない方向”へとどんどん案内してくれた。

「いったいどこへ行くんやろ?車で来たと思いこんでたんやけど・・・」


案内されたところは、札幌市営地下鉄の券売機の前だった。

「ここから霊園前駅まで乗るから切符買って。」 お、地下鉄に乗るのかぁ。

思いがけず予定外の鉄活動をすることができた。

僕は西山君に言われるがまま切符を購入。そして自動改札機を通過・・・?

すると、「ピコーン・ピコーン・ピコーン・・・・・・」

あれ?なんでやろ?先に進まれへん。

どうやら、札幌地下鉄の自動改札機は切符の表を上にして

通さないとこうなってしまうらしかった。

もう一度向きを確かめて入れてみると無事に通過できた。


ところで、札幌地下鉄は聞いていた通り、タイヤで走る地下鉄だった。

見た目にはまったく普通の電車の感覚とかわりはなかったのだが、

一旦列車が走り出してみるとその静かさに驚くばかりだ。

タイヤなのだから当然だ。

線路の継ぎ目を金属の車輪が通る時の音がないだけで随分違う。


さて、平岸駅までは地下鉄らしく、外の景色の見えないところを走ったが、

よくあるコンクリートで固められた地下道ばかりではなく、

金属板で覆われたパイプのようなものを通る区間があった。

この異様なパイプ状の中は外から太陽に照らされかなり蒸し暑くなっていて、

駅に到着してドアが開くごとに熱気が車内に舞い込んできた。


 


 

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広東麺を食べた中華料理店を出た僕は時間をもてあますようにうろうろ。

札幌ステーションデパート内を見て回っていたのだが、

ふと、思い出したようにみどりの窓口に戻ってきた。

それは北海道脱出日の夜行列車の切符が取れていなかったからだ。

もっと正確に言うと、札幌から直通の北斗星の切符を取れなかったため、

苦し紛れに買った青森からの特急ゆうづる号の切符を持っていたからだ。

それで北斗星のB寝台個室「SOLO」にキャンセルが出ていないかどうか、

念のため、みどりの窓口で確かめてみることにした。

当然ながら個室ソロも、普通の解放寝台もキャンセルはあるはずも無く、

期待ははかなく砕け散った。だめもとだからショックはない。


しかし、帰りに前橋に向かうことになっているため、

できれば常磐線経由ではなく東北本線経由で帰りたいと思い、

特急はくつる号の寝台券がないかについても確かめた。

残念ながらこの時点ではGETできず。


さて、西山君との待ち合わせ時刻がようやく近づいてきた。

ホームに置き去りにしてある輪行袋を取りにいき、

待ち合わせをすることになっている改札前に立って再会のときを待った。


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道内時刻表は結構楽しい時間を僕にくれた。

夢中になっているうちに車内放送がなり、札幌が近いと知らせた。

僕は慌てて席を立ち、デッキに行って輪行袋をほどいた。

なぜなら自転車が壊れないためにできるだけ真っ先に降りられるように

準備するよう心がけているからだ。


旭川から約1時間半の13:34。ライラック12号は札幌に到着。

列車は5分間停車するが、僕はさっさと下車し、札幌駅の改札を抜けた。

そして、数日間お世話になる西山君に急いで電話をした。

「今、札幌駅に来てるんやけど、今からどうしたらいい?」

「あ、もう札幌に着いたの?僕さぁこれから昼ごはんでさぁ、

食べ終わったらコーヒーでも飲みたいからさぁ、2時半くらいに・・・」


北海道民はこの大地の広さのようにのんびりしているのか?と思ったが、

すべてを道民のせいにしてはいけない。彼固有の性格なのかも。

とにかく、2:30までの一時間がまるまる空白になった。

壮大な時間つぶしをしてもまたさらに時間つぶし・・・。

待ち合わせまで少なくとも45分あるので食事をすることに決めた。


輪行袋はホームの片隅の、邪魔にならない所に縛りつけ、

駅構内のフードコートにある、とある中華料理店に入った。

まずは札幌ラーメンを!と思ったが、ここはラーメン屋ではなく中華料理店。

普通のラーメンはメニューになかったので、広東麺というものを注文した。

メニューにあったとおりの大きなえびが上に乗っていてなんとも豪華。

しかも550円!安い!。でも、食べてみると驚くほど麺が少ない!

なんだか得したような損したような、ちょっと気分で店を出た。

11:55。富良野線の列車は予定通りに旭川駅に到着した。

まずは一安心・・・と言いたいところだが、想定外の状況が待っていた。

いつの間にか混雑していたこの列車からは大勢の人が降り、

しかもこの人たちは歩くのが非常に遅いのだ。

僕は耐え切れず、「す、すみません。ちょっと通してください!」

何度もそう言って進路を確保、長い通路を進み、駆け足で階段を昇った。


すると時計は12:00を指した。

ライラック号の発車を知らせる放送の中、僕も何とか飛び乗ることができた。

というわけで、僕の記憶の中の旭川駅はここに来た時もこうして帰るときも

「汗だくになった駅」。


こうして扉が閉まり。ライラック12号室蘭行きは走り出した。


ちょっと息を切らしながらもいつものようにデッキの手すりに輪行袋を結び、

自転車が倒れないようにしっかりと固定して客室内に向かった。

朝乗ったオホーツク1号とは違って、扉付近まで人で溢れかえる!

という状態ではなかったのでちょっと安心した。


僕が乗る座席は当然ながら自由席だ。北海道ワイド周遊券フル活用である。

客室内には立っている乗客はいなかったが空席はなかなか見当たらない。

左・・右・・左・・と、丹念に座席を確認しながら空席がないかと探す。

すると車両前方の左の席がひとつだけ空いていた。よかった!

寝不足気味の僕は迷わずそこに座り、目を閉じた。


しかし、旭川から深川までの区間はトンネルがとても多く、

耳がぼわ~んとなる、トンネル特有の現象におそわれたのだが、

それと同時に子どもの乗客が「またトンネルだよ!」と叫ぶ声もけたたましく響く。

そんなわけで、なかなか熟睡するには障害が多かった。


僕は寝るのを諦めて先ほど買った道内時刻表を取り出して、

今後の計画を復習、および練り直ししていった。

もちろん指定券を取ってあるところについては変更することはないが、

そうでない部分についてはまだまだ色々と考える余地を残してある。

例えば、札幌の西山君の家を中心にして動く4日間は、

札幌近郊の幾つかの場所に行きたいと思っている。

小樽・千歳空港その他・・・・どれくらい行けるかわからないが、

計画について考えているだけでも十分楽しい。




乗り込んだ富良野線の車両にはやはりラベンダーと書かれていた・・・。

というか、先ほど旭川から僕が乗ってきた車両がそのまま折り返すようだ。


ホームにいたこの車両の運転士さんに「あと何分で出発ですか」と尋ねると、

あと4分あるとのことだったので、ジュースを求めて再度駅舎内のKIOSKへ。

ファンタグレープをGETして戻ってきた。


10:50。予想に反して結構混雑した状態で富良野線の車両は走り出した。

僕が座った座席はあるおばあさんの隣りで、進行方向の左側・通路沿いだった。

僕はこのたびも窓の外にラベンダーが見えるところがないだろうかと

じっと目を凝らして近くの景色も遠くの景色を眺めたが見つからなかった。


さて、鈍行だと思っていたこの車両は学田駅、鹿討駅を通過。快速のようだ。

最初の停車駅である中富良野駅到着直前、山の上の方を見上げてみると、

ほんの一箇所にだけ青紫色のじゅうたんラベンダー畑が見えた。

じゅうたんといってもキッチンマットくらいの小さいイメージだが。

その時隣の席に座っているおばあさんが言った。

「あれぇ、あそこにまぁだ刈りとっちょらん畑があるねぇ」

そうなのだ。僕が訪れたこの8月半ばは、ちょうど刈り取りを終える時期。

年中いつでもラベンダーが咲いているわけではないのだ。

CCF20100401_00003.jpg

このあと、降りてみる余裕のある駅はひとつもないので少し仮眠をとった。

昨夜の急行はまなす号である程度は寝たのだが、ここにきて疲れが出てきた。


美瑛をすぎた頃に目が覚めた僕はぼんやり外を眺め、旭川に着くのを待った。


さて、この車両が旭川駅に到着するのは11:55の予定だが、

そこから僕が乗りたいと思っているライラック12号は12:00発。

普通に考えれば十分な乗り換え時間のように感じるが、

とにかくあの長い乗換え通路を歩かなければならないのだ。

5分は「十分」どころか「たったの」なのである。



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プロフィール
HN:
smilykaz
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1970/12/19
職業:
ステッカー製作
趣味:
国内鉄道旅行
自己紹介:

けっして後ろ向きの性格ではないが、
昭和の国鉄風情をこよなく愛し、
ちょっと昔なつかしいもの好き。
古いものを大切にする・・・のかも。
思い出の品、焼いもアイス、ラムネ
昭和の香り漂う鉄道旅行、愛好家。

昔風情いっぱいの日本昭和村がある岐阜県美濃加茂市に近い坂祝に本籍地がある。偶然。長良川鉄道やJR高山本線・太多線など鉄道の要所に加え、ちょっと前まであった坂祝セメント貨物など、鉄分もいろいろある所だ。

現在は、日本海側のある街でイラストやデザイン表札の仕事をしている。
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