忍者ブログ
HOME > 高3の鉄道旅行プランニングの記事 RSS   Admin NewEntry Comment
JRが国鉄と呼ばれていた「ちょっと昔」に戻ってカズ少年が鉄道の旅へご案内
  • 2017.11≪
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • ≫ 2018.01
高3の鉄道旅行プランニング
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

駅員さんの笛の音を聞き、2339Mは串本駅を出発した。

帰りの列車内からはとにかくずっと(砂浜ではなく)岩場の海が見えていた。

そう、あれほど頑張ってS西先生との「山VS海闘争」に勝利したのに、

海水浴場などどこにもなく、みんなで海水浴する「去年の再現」計画は

砂の城の様にはかなく消えていったのだ。


列車は紀伊田辺駅に到着。停車時間は4分という微妙な時間だ。

タイムリミットを考えると下車印を押してもらうのがやっとだろうな・・・・。

と思ったら、隆行部員1人がその間に駅弁を買ってきていた。


みんなのブーイングを浴びながらそれでも半分くらいまで食べた隆行部員。

しかし、耐え切れず、そこで駅弁を食べるのを中断した。

いや、実際のところ、みんなは面白がってブーイングしていただけなのだが。


列車は17時37分にこの列車の終点、和歌山駅に着いた。

ここまで来ると大勢の人でごった返している。もはやローカル線風情ではない。

急いで阪和線快速に乗り換え、部員の半数はなんとか席に着いた。

自転車輪行部隊の僕たちは自転車を守るため立ったまま乗車。


吊革をつかんで流れる景色をぼんやり眺め、3日間を振り返る・・・。


でもふと車内を見回したときにとても信じられない光景が・・・。

なんと隆行部員が満員の車内のベンチシートでさっきの駅弁を広げ、

仲間たちからのブーイングではなく、周りの大勢の人の冷たい視線を浴びながら

空腹を満たそうとしていたのだった。


僕たちはその後、大阪環状線、京阪電車と超満員の電車に揺られ、

なんとかいつもの樟葉駅までたどり着くことができた。

天文気象部最後の合宿の幕が閉じた。




【PR】 ヘッドマーク図鑑
PR

7月19日。白鳥号の切符確保の奇蹟にわいた日から一夜明けた。

僕は引き続き大阪・旭区のばあちゃんの家に宿泊していたが、朝早く目ざめた。


今日こそこの鉄道旅行計画最大の正念場を迎える!

一編成中わずか8室しかないB寝台個室SOLOをなんとか取りたい。

そう強く願いながら、10時発売に十分間に合うように自転車で走り出した。



昨日と同じ景色、新大阪駅に向かって城東貨物線の赤川鉄橋を横目に走る。

そして9時40分、息を切らせながらも新大阪駅に着いた。

「よっしゃ~、一番に並ぶぞ!」と意気込んでみどりの窓口へと駆け寄る。


しかし僕はここで大きな過ちをしたことに気付く。

この窓口に一番に並ぶことなど決してできないのである。

なぜなら、このみどりの窓口に切符を購入しに来ている人の中には、

まもなくなろうとしている10時に発売開始の8月19日の指定券を買う人だけでなく、

すでに発売している指定券を求めに来ている人も少なくないからだ。


しかし、ボーっと過ごしてはいられない。とりあえず列に並んだ。

そして時間の駆け引きが微妙な中、9時55分・・56分と進んで順番が来てしまった。

仕方がないので後ろの人に順番を譲って時間をつぶすことにした。

でも、10時ちょうどに僕の順番がやってくることをひたすら願った。


僕は何度も時計に目をやる。・・・・しかし、時計は非情にも10時を回った。

「早くしてくれよ~!(声には出さないが。)」

そんな願いがかろうじて届いたのか、10時01分に僕の番が来た。

焦りまるだしの早口で僕は言った。 「8月19日北斗星2号のB寝台個室1枚!」

すると、窓口の駅員がボソボソっと「無理と思うよ」とつぶやきながら、

マルス端末を操作した。


「やっぱり満席やね。」

「じゃあ普通のB寝台でいいです。」

そういうと、さらに駅員はマルスを再び操作しながら言った。

「ちょっとねぇ、これも無理と思うよ。北斗星はどの便もすごい人気やからねぇ。

5分以内には満席になるのが毎朝のパターンなんですわ。・・・うん、ないわ。」


予約開始1分で売り切れ。 見事に玉砕した、いや、粉砕したのである。

個室SOLOどころか、開放式のB寝台でさえ取れないとは・・・。

想定外の厳しい事態に直面して、僕は計画を練り直すしかなかった。


ちなみに僕の北海道からの帰りの予定は、札幌から群馬県前橋にいる先輩の

家にうかがうため、ちょっと迂回するというものだった。

したがって、ベストコースとなるのは小山に行き、両毛線で前橋に行くルートだ。

北斗星の場合、宇都宮で下車して小山にいくことになる。

それを実行できる他の方法としては、青森発の寝台特急「はくつる」がある。


しかし、なんとその特急はくつる号の寝台券さえも取れなかったため、

常磐線経由の特急ゆうづる号で一旦終点の上野駅まで行って、

また北上して前橋にいくという旅行計画に変更せざるを得なかった。

とりあえず、そのチケットだけは何とか確保することが出来た。


それにしても、玉砕!撃沈!を繰り返した7月19日であった。

 
激動と苦渋の17日から一夜明けて1988年7月18日。

今日の指定券確保の予定は・・・・

① 8月18日の急行まりものB寝台券をとること(こちらはちょうど発売日)、そして

② 特急白鳥号の切符を直江津よりできるだけ手前からに変更すること!



さて、今日の向かう先は大阪駅ではなく新大阪駅である。単なる気分一新。

大阪市旭区にある ばあちゃんの家から淀川沿いに下り、

城東貨物線の赤川鉄橋を越え、北上すると新大阪駅に着く。


午前10時、僕はみどりの窓口に一番に並んでいた。

「8月18日釧路から札幌の急行まりも、B寝台券を一枚お願いします」

そう言うと、「どこでも空いてるけど希望ある?」と聞かれた。

拍子抜けした僕は何を希望していいかわからず、「どこでもいいです」などと答え、

しごく当然のように下段のB寝台券を確保することができた。



考えてみると、そんなに必死になる必要はない列車だったのかもしれない。


とはいえ、今日の予定がこれで終わったわけではない。

「あ、すみません。この特急白鳥号の指定券なんですけど、

大阪から直江津までの区間でキャンセル出てませんか」

「あ~、・・・難しそうやけど、とりあえず見てみようかねぇ。・・・」

もちろん、ダメ元とはわかっているけど、何度でもやってみる価値はある。

そう思いながら返事を待っていると驚くほどの意外な返事が!

「おっ、キャンセル出てるね。全区間。」



なんと、奇跡がおきてしまったのである。

こうして、これで大阪から青森の指定券を確保できた僕は踊るようにして帰った。


 

大阪からではないものの、北海道入りする白鳥号の指定券を手に入れた僕。

でも、それですっかり気が抜けて、続きの務めを忘れてしまっていた。

それは、14日の夜に札幌から稚内へと向かう、急行利尻のB寝台。

そして、釧路から札幌に帰る17日の急行まりも号のB寝台券だ。


先ほどの、「切符を取るのは甘くない」という教訓を得て、

覚悟を決めながら鼻息を荒くして再びみどりの窓口に並んだ。

何となく急行まりも号は発売日だから取れそうな気がするが、

急行利尻号の方はすでに発売開始から3日経過している。


祈るような思いで、窓口の駅員さんに言った。

「8月14日の急行利尻・・・8月17日の急行まりも・・・」

「まず、急行利尻は・・・空いてますよ。上段だけど。」

この紛らわしい言い方はやめてほしい。(特に関西だし)

空いているという冗談かと思いっきり戸惑ってしまった。



何はともあれ、取ることができた。

そして急行まりも は希望通りの下段寝台を確保できて一安心だった。



しかし、まだまだ安心はできない。

明日は翌二日続けて乗ることになっている急行まりも号寝台券、

そして明後日は一番の山場! 帰りの北斗星のB寝台個室「ソロ」の切符だ!

8室しかないこのチケットを午前10時に取れるだろうか?



鉄道旅行コレクション田沢駅9

日本海ファクトリー通販の反射シート・蛍光テープ


大阪駅のみどりの窓口前。

時刻表をめくり、あちこちに指を挟みながら作戦を練っている僕が立っていた。

京橋駅の窓口で玉砕した僕がたてた譲歩案は次の2つだった。

① 予定日(9日)より一日遅れ(10日)の白鳥号の切符。

② 予定日夜に出発するブルートレイン日本海の寝台券という優先順位だ。

しかし、予算の関係で①をとりたい。


そうやって再び言う言葉を整理しつつ窓口で並んでいると、僕の番がやってきた。

「すみませ~ん。8月10日の白鳥号の指定券ありますか?」

今回は「禁煙席」などと言う勇気はなかった。

祈るような気持ちで尋ねてみたのだが、残念ながら無かった。


でもこのときふと頭が切り替わり、別の考えがよぎった。

「そうか、青森まで全線の切符を求めるから取れないんとちゃうやろか。

そうやったらどこまでの指定券が取れるか尋ねて、そこまで買うたらええやん。

そこから先は自由席でも立ち席でも覚悟しよう!」


ということで、その窓口で再度尋ねることにした。

「じゃ、9日の指定券は大阪からどこまでだったら空席がありますか」

「8月・・9日・・(カチャッ、カチャッ・・・マルスの音)う~ん・・・あっ、青森まで行きたいんでしょ。

大阪から富山まで、それから直江津から青森、それぞれ1枚ずつありますよ。」

こうして考えてみると、後者の方が区間も長いし、

そのあとに乗る急行はまなす号の乗継割引きも確保できる。

「ま、いいか。じゃぁ、直江津から青森の切符をください。」



何だか、短い時間で頭をフル回転させ、同時に駅員さんの機転もあって、

とりあえず当初の予定日の特急白鳥号指定券を確保することができた。


そして、乗り継ぎ割引の急行はまなす号の急行券も同時にGET!



それにしても、この夏の切符争奪戦は予想以上に大変だと気付かされた。


フゥッと、大きな深呼吸をして確保したチケットを見つめた。

しかし・・・・あれ、そういえば今日の切符確保予定は他にもあったんだ!

忘れてた! ホッとしてる場合とちゃうやんか。
[1]  [2]  [3
ランキングボタン
鉄道COMへGO!
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
↑応援してね↑
ウェルカムボード・表札
ウェルカムボード
プロフィール
HN:
smilykaz
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1970/12/19
職業:
ステッカー製作
趣味:
国内鉄道旅行
自己紹介:

けっして後ろ向きの性格ではないが、
昭和の国鉄風情をこよなく愛し、
ちょっと昔なつかしいもの好き。
古いものを大切にする・・・のかも。
思い出の品、焼いもアイス、ラムネ
昭和の香り漂う鉄道旅行、愛好家。

昔風情いっぱいの日本昭和村がある岐阜県美濃加茂市に近い坂祝に本籍地がある。偶然。長良川鉄道やJR高山本線・太多線など鉄道の要所に加え、ちょっと前まであった坂祝セメント貨物など、鉄分もいろいろある所だ。

現在は、日本海側のある街でイラストやデザイン表札の仕事をしている。
おすすめ鉄道グッズ
ブログへのコメント
[02/24 smilykaz]
[07/22 smilykaz]
ちょっと昔・・・携帯
鉄道旅行バナー
当サイトはリンクフリーです
ご自由にご活用ください
鉄道旅行バナー
鉄道の本を探すなら
 
楽天ブックスで探す
楽天ブックス
雑誌名:旅と鉄道、鉄道ジャーナル、鉄道ファン、ダイヤ情報 など。 検索:路線名、車両形式名、列車名など
ちょっと昔 写真館 目次
117系のページ公開しました。 キハ40系 更新しました!
フリーエリア
国鉄特急電車物語(直流電車編)

国鉄特急電車物語(直流電車編)

価格:1,995円(税込、送料別)

国鉄急行電車物語

国鉄急行電車物語

価格:1,890円(税込、送料別)

わが国鉄時代(vol.2)

わが国鉄時代(vol.2)

価格:1,800円(税込、送料別)

鉄道旅行-ちょっと昔の旅 Produced by smilykaz
日めくりカレンダーBLUE Designed by がりんぺいろ
忍者ブログ [PR]