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JRが国鉄と呼ばれていた「ちょっと昔」に戻ってカズ少年が鉄道の旅へご案内
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急行だいせん5号はゆったりのんびり福知山線を走り、深夜の福知山駅に着いた。

実際にこの福知山に足を踏み入れたのは初めてなのだが、

大阪駅や京都駅で鉄道写真を撮り回っていた僕に、この地名は馴染み深かった。

なんとなく、「いつか行く場所に違いない」そんな気さえしていた。

そして今日ついにその日が来たというわけだ。



この駅での長時間停車の時間を利用して福知山駅前に出てみたが、

すでに真っ暗になったバス乗り場以外、何も見えない。

まばらに出て行くタクシーが道路を照らしては消えていった。


僕は再び改札を抜けてホームに入った。

そして目の前の1番線にひっそり停まって休息している旧型客車の編成を眺めた。

「この車両、いつまで現役でいてくれるんやろなぁ」 ふと、そんな事をつぶやいた。



室内の灯りは消えて暗くなっていたが、唯一点いているテールランプが綺麗。

そんな彼に僕は「がんばれ~!」とエールを送りながら別れを告げた。


そして、いよいよ急行だいせん5号もしばしの休憩を終えて出発する時間だ。

まだ夜行列車の夜は長い。大阪を出てここまで、まだ半分にも達していない。


ここまでは、非常にゆったりと、静かに走ってきたDD51だったが、 

ここからは一転してうなり声を上げるように力強く走り出した。

京都府から兵庫県にはいる県境の峠、夜久野峠だ。

このあたりからは山間の路線であり、勾配も所々きつい区間に入る。


僕は、初めての輪行の自転車のロープを確認しに行き、

異常がないことを確かめてからデッキで外を眺めた。

そう、真っ暗な闇をぼんやり照らす、列車の灯りを。

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出発の合図。DD51が甲高い汽笛を鳴らすとともに列車はゆっくりと動き出し、

大阪駅のホームの端を過ぎた。大阪環状線がだんだん左に遠ざかっていく。

ほんの少しで淀川鉄橋に差し掛かる。

平行する国道2号線の灯りが点線に見える。

鉄橋で大きな音をたてて走っていくが、それは客車ならではの、

モーターやエンジンのない、純粋にレールから響く音に久々の新鮮さを感じる。


列車はやがて、塚本駅を通過する。

大阪の下町の灯りとグリコ本社が車窓に消える。

そうして尼崎に到着。ここから福知山線に入る。

まだ電化されていない福知山線ははっきり言ってローカル線だ。

まさか、電化開業で大きな変貌を遂げるとは、しかもあのような事故が起きるほど

過密ダイヤ区間になるとは思いもしなかった。


そんな福知山線を急行だいせん5号は、非常にゆったりとしたペースで進んでゆく。

僕はこの満員の車内で、大阪
駅前の旭屋書店で買った本を読んだり、

また時々乗降口のデッキに行って外の景色を眺めたりした。


その後、僕は
トイレに入るとそこに列車の方向幕あることに気付いた。

いたずらなどするつもりはないが、少し指で触るだけで回る。

すると、急行だいせん大社行きの方向幕が見えた。

それはすでに区間廃止となった部分でこの時点では出雲市行き。

ちょっと昔の、懐かしの方向幕だった。



すぐに元に戻して、僕はトイレを出た。

それから再び座席に戻り、本を読むことにしたが、ふと一つの疑問が起こった。

「この照明、いったいいつになったら消えるんやろ?」

この疑問の答えが確定したのは次の日の朝だ。つまり朝まで・・・・。


やがて、列車は
山陰本線との合流点、福知山駅に着いた。

この駅で少し長目の休憩となる。

今回も鉄道旅行の夜は長い。

国鉄からJRへと変わる前の最後の夏、1986年。

この頃、急行だいせん は、まだ3往復の勢力を誇り、そのうち一往復が20系、

5号と6号だ。寝台車付きの夜行列車で一部が座席車となっている。



座席車両も20系寝台車からの改造ゆえ、寝台車両と同じ屋根の高さを持つため、

このナハ21という車両は、とにかく頭の上の開放感がすごい。

それまでの鉄道旅行でも、それ以降の旅でも味わったことのない感覚。

足を踏み入れて最初の印象はそのことだった。

写真を自分では撮っていないのだが写真付きの記事を見つけたのでご紹介。
国鉄・私鉄の思い出様サイト


僕にとって初めての輪行の旅となるが、自転車もしっかり固定することができた。

邪魔にならないところがあってよかった、まずは一安心だ。

さて、指定席をとった僕だが、車内に入るといきなり満席状態。

「あっれ~、あんなに簡単に指定券がとれたのに、えらい変わりようやわ・・・・」


そんな驚きで頭が一杯になったが、先ほどの20系臨時寝台特急の宴を思えば、

夜行列車の中で急行だいせん だけ空席多数のわけはないよなぁと納得した。

そんなこんなで、切符の指定通りの通路側のC席に着いた。

窓側でないのはちょっと残念だが、まぁそれはそれ。



21:44 いよいよ出発の時が来た。先頭で牽引するDD51が甲高い汽笛を鳴らす。


特急あかつき明星。併結運転を始めたばかりで、僕は初めてこの列車を見た。


1984年2月のダイヤ改正で出雲2&3号・紀伊の併結運転がなくなって以来の

異なる名前の列車併結のブルートレインだったと思う。

ちなみに、同名列車併結は、さくら、みずほ、あかつき などがある。

ブルートレイン紀伊についてはヘッドマークを掲げてはいなかったため、

その頃には実現していなかった混合ヘッドマークがここから登場することになった。



個人的意見なので賛否両論あると思うが、この第一号となった

あかつき・明星ヘッドマークは「とりあえず作ってみました」的な印象だった。

後の富士・はやぶさ とかあかつき・彗星、あかつき・なは と比べると、

かなりセンスにかける様に思えてならない。




この日、他にもあと一枚だけ撮った写真があった。

今回はカメラの調子が悪くて出来はイマイチだが、思い出のページということで。



381系特急しなの。

大阪に来るのは一日一往復だが、何故か僕は毎回の様にこの列車と出会う。

この度の先頭車は貫通型だった。


それにしても、今回の撮影は初めての輪行の旅の前ということで、

輪行袋に詰めた自転車を右肩に、旅行荷物を左肩にずっと掛けながら、

国鉄大阪駅を端から端まで走り回る、とてつもなくハードな撮影会だった。


しかし、こうして20系ブルートレインの宴を楽しみ、疲れなど忘れていた僕。


ここからは自分の鉄道旅行の時間が始まる。

20系急行だいせん5号が大阪駅を出発するのは21:44。

僕が乗るのは同じ20系でも座席車だ。

列車が来るホームに立ち、自転車の輪行袋をゆっくりと降ろしその瞬間を待った。


夢のような宴が続く国鉄大阪駅。

次に登場したのは、青森行きブルートレイン日本海51号。

この列車も、同じく20系寝台客車使用しており、タイムスリップしているようだった。

あかつき51号、明星51号を見たばかりだったため、思わず「おぉ、お前もか!」

と、声を上げながら僕は見つめた。


残念ながら、テールマークの内照灯は輝きが弱く、分かりづらい写りだが、

ボードは裏表の使い回しではなかったようだ。

ただし、デザインが通常の24系ブルートレインとは異なり、波の形が違う。

            
                    (写真映りが悪いところはご容赦くださいませ)

この日本海51号の姿を見て、1981年9月に撮影した急行銀河の姿を何となく

思い出しながら、過ぎた日を振り返っていた。


さて、この日僕が初めて見た列車がもう一つあった。

それは、併結運転を始めて間もない特急あかつき明星だった。

混合ヘッドマークが取り付けられていると雑誌で読んだ。

さあ、もうすぐ到着するはずだ。
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プロフィール
HN:
smilykaz
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1970/12/19
職業:
ステッカー製作
趣味:
国内鉄道旅行
自己紹介:

けっして後ろ向きの性格ではないが、
昭和の国鉄風情をこよなく愛し、
ちょっと昔なつかしいもの好き。
古いものを大切にする・・・のかも。
思い出の品、焼いもアイス、ラムネ
昭和の香り漂う鉄道旅行、愛好家。

昔風情いっぱいの日本昭和村がある岐阜県美濃加茂市に近い坂祝に本籍地がある。偶然。長良川鉄道やJR高山本線・太多線など鉄道の要所に加え、ちょっと前まであった坂祝セメント貨物など、鉄分もいろいろある所だ。

現在は、日本海側のある街でイラストやデザイン表札の仕事をしている。
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