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JRが国鉄と呼ばれていた「ちょっと昔」に戻ってカズ少年が鉄道の旅へご案内
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天文気象部合宿活動の間、一切鉄分がなかったため帰りが待ち遠しかった。

民宿でのあいさつを終えて、僕と享君は往路と同様自転車で走り出した。

天文気象部一行はまたもやバスを待つため後で追いかけてくることになる。


走るコースだが、来た時は半島を東回りだったので帰りは西回りにしてみた。

強く吹く潮風を感じながらの快適な走りだった。

全体として下りが多かったため、かなり短い時間で串本に戻ってきてしまった。

国道42号線を横切り、那智黒の看板と串本駅が見えてきた。


到着してすぐ、僕たちは自転車を解体して輪行袋に詰めていった。

輪行もずいぶん回数をこなし、そろそろベテランの域かも?などと思いながら。


こうして、バスより先に出発し、快調に飛ばしてきた僕たちは時間を持て余し、

ぶらぶらと駅前のお土産やさんで過ごした。

やはり南紀といえば那智黒。所狭しと並んでいた。

梅干しの自販機は残念ながらここにはないようだった。


僕たちが到着してすでに30分経過し、ようやくみんなのバスが到着。

さて、僕たちが乗る列車は2339M和歌山行き。

串本に到着し、15分の休憩に入っている。

その間に特急くろしお15号が来て出て行くのが見られた。


出発は13時53分。みんなは急いで最後のお土産を買っている。

僕と享君は青春18きっぷを購入して先に座席をキープしておいた。

そして、僕だけが改札口に戻って青春18きっぷを部員に手渡した。
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鉄道旅行なのは行きと帰りの行程だけ。

あとは完璧なまでに隔絶され、かすかな音さえも聞こえることがない地・潮岬。

そこで合宿を行なうのだが、潮岬灯台見学、潮岬測候所見学、天体観測と、

天文気象部らしい予定が目白押し。


部員たちの予定の中にはもうひとつ、海水浴があったのだが・・・

この辺りの海は断崖絶壁の岩場で、泳げるようなところはひとつもなかった。

それを見て予想通りのひとことがS西先生の口から飛び出した。

「やっぱり山に行ったほうが良かったんとちゃうか?」

確かに一部の部員の表情は落胆の色だったが、僕はそんなことはどうでもよく、

行きと帰りに鉄分を味わえることだけで十分だった。


灯台見学はこの当時可能な施設が10箇所ほどしかなかったので、

この機会に昇っておこうと、螺旋階段をワクワクしながら昇ったが、

てっぺんまで行くにはなかなかの体力が必要だった。


見学を終えたあと歩いて向かった先は潮岬測候所。

今では全国的な測候所無人化により職員がいなくなってしまったそうだが、

この時は数人の職員さんがいらっしゃって、詳細の説明をお聞きできた。

風船のようなものを飛ばして気象観測する時間が来たのでそれも見学できた。


そうして見学を終えてから天文気象部一行は潮岬タワーでお土産を見て回り、

その後、草の広場でバレーボールもどきを始めた。

この日も遠くに さんふらわあ の姿がはっきり見えた。

天気のいい日が続いて良かったと思いつつ夜の天体観測の準備を始めた。


しかし、食事が済んでデザートのスイカを食べた後、

外に出てみるとどんどん広がり始める雲。

見る見るうちに空全体を埋め尽くしていき、天体観測はとりやめとなった。

こうしてこの年も天体観測を満喫というわけには行かずに帰りの日となった。

自転車で串本駅を出発した僕と享君は南下する道をどんどん進み、

天文気象部一行が乗るバスが串本駅を出発する時間には潮岬への道中の

半分くらいまですでに進んでいた。


潮の香りがいっぱいに漂う潮風を浴びながら、本州最南端の地を目前にしている。

坂を越えて海が見えてきたころ、遠くに浮かぶ「さんふらわあ」が見えた。

太平洋上を悠然と進んでいくその姿を見ながらあらためて最南端を感じた。

そして潮岬観光タワーに到着した。民宿はそのすぐ東側にある。


僕たち2人は天文気象部一行がバスで到着するまでの間待つしかなく、

潮岬観光タワーでお土産を見たり、タワー前の草の広場で寝転んでみたり、

時間をつぶしていった。


串本駅から潮岬まで、みんなはバスに乗って移動する。

バス停の時刻表を見てみると15時37分発のバスがあると書かれている。


自転車輪行部隊の僕と享君は改札前の端のスペースで組み立て作業開始した。

ふと見ると、先ほどまで乗っていた新宮行きの電車はまだ停車したままだ。

串本駅では多くの列車がちょっと一服していくようだ。

その様子を横目にみながら、僕たちの自転車が着々と形になっていく。

ペダル・・・サドル・・・完成! と同時に列車は出発していった。その間約8分だ。

隣りで作業していた享君も完了し、2人はみんなより一足先に串本駅を後にした。


串本駅から潮岬まではあちこちに案内看板があるので迷うようなことはない。

それでも、急ぐ理由もないので景色を十分味わいながらのんびり進むことにした。

国道42号線を渡ると一本だけ道が平行し、あとは海。 強い磯の香りがした。

「僕、この匂い嫌いやないで」 「けっこういい匂いですよね」

そんな短い言葉を交わし、国道の裏通りを進むスピードをあげていった。


那智黒(なちぐろ) 170g ─ 奄美郡島産の黒砂糖使用 ─
紀伊田辺駅の6分の乗り換え時間を使って休憩を取る天文気象部一行。

中には2度目の昼ごはんをKIOSKで調達する食いしん坊もいたが、

僕を含め数人はこの旅行中2度目の下車印を押してもらいに行った。

そして、時間がもう少しあるので改札をちょっとだけ出て右手の方に行ってみた。


すると、そこに和歌山ならではの「とっても珍しい物の自販機」があった。

それは、なんと小さな箱に入った梅干しで、5粒入りだった。

一箱買ってみたのだが、けっして塩辛くない、優しい味の梅干しだった。

さて今でもあそこにあの自販機はあるのだろうか。


ちょっと急いで駅に戻り、改札を通り抜けてみると、特急くろしお号の姿が見えた。

381系の、当時としては唯一の振り子電車。いつみても車体の低さが印象的だ。

kuroshio1.jpg

その発車を見送って、僕たちが乗る電車のところへ向かった。

2340M。新宮まで行く列車だ。


13時34分。定刻通りに列車は出発した。

2340M列車はこの後、白浜、周参見、有田を通り、ついに串本に近づく。

天文気象部一行はこうして鉄道旅行の往路を完了した。

そうだ、合宿中は一切鉄分のない、半島での生活なのだ。


僕と享君はみんなより一足先に席を立ち、輪行袋をほどきながら到着を待った。

ドアの前で輪行袋を片に掛けて立っていると駅のホームが見えてきた。

15時18分、予定通り串本駅到着。


はるばるやってきた、本州最南端の駅、紀勢本線串本駅。

駅前には黒飴の有名ブランド「那智黒」の大きな看板が目に入った。





・ここまでの行程は・・・・
 
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プロフィール
HN:
smilykaz
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1970/12/19
職業:
ステッカー製作
趣味:
国内鉄道旅行
自己紹介:

けっして後ろ向きの性格ではないが、
昭和の国鉄風情をこよなく愛し、
ちょっと昔なつかしいもの好き。
古いものを大切にする・・・のかも。
思い出の品、焼いもアイス、ラムネ
昭和の香り漂う鉄道旅行、愛好家。

昔風情いっぱいの日本昭和村がある岐阜県美濃加茂市に近い坂祝に本籍地がある。偶然。長良川鉄道やJR高山本線・太多線など鉄道の要所に加え、ちょっと前まであった坂祝セメント貨物など、鉄分もいろいろある所だ。

現在は、日本海側のある街でイラストやデザイン表札の仕事をしている。
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