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JRが国鉄と呼ばれていた「ちょっと昔」に戻ってカズ少年が鉄道の旅へご案内
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山陰本線・出雲市駅。14:12。

DD51に牽かれて旧客編成の426列車がやってきた。


僕は客車列車に乗るとき、お気に入りの場所があり、できればそこに乗る。

それは編成全体の出来るだけ後ろの方だ。

なぜならそこは機関車からのエンジン音はほんの少ししか聞こえず、

車輪が線路の継ぎ目を通る際のリズミカルな響きが心地よくて

「コトンコトン・・・・・コトンコトン・・・・・」と軽やかに聞こえるのが好きだからだ。

そんな、客車ならではの鉄道旅行が僕は大好きだった。

短い区間ではあったが、その喜びを味わいつつ松江駅に向かった。

でも、せっかくきた場所をただ乗り鉄で通過するのももったいない気がした。

時刻表をぱらぱらとめくりながら「どこか田舎の駅で降りてみようかな」

と、ふと思い立った。

とはいえ、そうし始めた時点で来待駅を過ぎ、玉造温泉駅はちょっと

田舎っぽくないしなぁ、ということで残された一つ、乃木駅で降りることに。


名残惜しい気持ちもありながら旧型客車の列車を降りてホームに立った。

ローカル線の田舎の駅に降りてみたいとの思いで、ふと降りてみた乃木駅。

しかしそこは、松江駅の西隣りの駅、決して田舎の駅ではなかった。

とはいえ、この駅にはこの駅の味わいぶかさがあった。



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終端駅・大社を後にして156Dが出雲市に向けて走り出した。

わずか3つの駅しかない大社線をちょっとでも脳裏に焼き付けようと、

僕は窓を開けてあたりの景色をじっと眺めていた。


しかし、とにかく田舎町を絵に描いたような田園風景がただただ広がる。

田舎道にポツリポツリと建っている家屋たち、そして軽トラック。

そしてたまに見えてくる郵便局・農協の倉庫とわかる建物など。

そんなわけで「田舎という印象」以外はなかなか印象に残るものがなかった。


そんな中、数少ない記憶の一つは「荒茅駅のホーム」だった。

けっして特別ではない鉄道風景。しかし、ちょっと昔の風情に溢れていた。

枯れススキがたくさん揺れていて、山陰に訪れた、一足早い秋のイメージ。

今でも残っているその印象は僕にとっての鉄道風景そのもの。


出雲市駅に着いた156Dを降り、僕はゆっくり山陰本線の上り線に向かった。

米子行きの電車は出てしまった後だったが、僕にとってはそれが幸いした。

それは、次に来る列車が客車編成だったからだ。


それでホームの屋根の支柱に輪行袋をくくりつけて、もう一度改札を出た。

「またこの駅のこの場所に来る日がいつか来るかなぁ」

そんなことをふと思った。


それから17年後、訪れた僕を迎えてくれたのは新しくなった出雲市駅だった。


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大社線と自転車でやってきた出雲日御碕は海猫たちが飛び回る絶壁の海岸

そして43mを越える日本一の高さの白亜灯台は岬
周辺を一望できる。


十分満喫し、帰りには露店の香ばしい匂いに誘われ美味いイカ焼きを食べ、

人で賑わう露店の間をすり抜けるようにして帰りの道に出た。

その間、自転車を押しながら歩く所が他の旅行者から見たら異質だろう。


さて、来た時の不快感を思い、帰りはなるべく道路標識を見ない様に意識。

そう、僕はひたすら自転車をこぎ、進むことに集中した。

すると意外にも20分かからずに大社駅まで戻ってこられた。

ただ、途中で一畑電鉄の駅前を通った時には、ちょっと戸惑いを感じた。

そんなところに駅があるとは思いもよらず、

「大社駅ってこんなんじゃないよな。もしかして裏口?」なんて思ったりした。

しかし、間違いにすぐ気付き、そこから少し行ったところにJR大社駅があった。


思いのほか早く着いたので、帰りに乗る156D列車の出発まで時間がある。

自転車を分解して輪行袋に詰めた後、じっくり駅舎の天井や造りをを眺めた。

「ちょっと昔は急行が走ったこの路線まで廃止対象になるなんてなぁ。」

この時、鉄道旅行の行き先がまた一つ姿を消そうとしていた。


さて、帰りの156Dがやってきた。155Dがそのまま折り返し156Dになる。

と、持っていた
時刻表をよく見ると一つ気づいたことがあった。

朝から晩まで、たった1つの編成を折返し運転するだけで、

大社線のすべての運用をまかなえてしまうではないか。

それならなおのこと、車両保全費用も1編成分だけと低くてすむのだから、

廃止せずに残しておいても良いのではないかと思ってしまった。



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JR大社駅前から颯爽と駆け出し、僕と自転車はぐんぐん北上を始めた。

日御碕という道路案内看板が随所に掲げられていて、8Kmと表示されていた。

「時速30キロで最後まで走りきれるかな。そうしたら15~16分でいけるよな」

なんてことを思いながら
自転車を快調に飛ばしていった。


そして、順調に走って約5分経過した頃、ふたたび「日御碕」の看板が見えた。

でもそこには「ここから8KM」と書かれているではないか!。


きっと残り10分くらいで着くんじゃないかと期待していたところにこの看板!

これではまるで一歩も進んでいないような気分になるじゃないか。


気を取り直して自転車をこぎ始め、さらに2分後。

「日御碕まで8キロ」という看板。

きっと、どれだけ走ってもたどり着けないループを描いてるんだ・・・・

とまでは思わなくても、いい加減にしてくれよ!とがっくりしながらトロトロ進んだ。

そうしてゆっくり進んだところ、「7Km」の看板が出てきた。

「やっと1キロ進んだ。時速10キロ以下か・・・・」


結局のところ全体で25分ほどかかって、目的地の日御碕に到着。

いったい何キロあったのか実際のところは分からなかった。


そんな、ちょっと不思議な思いで走った道だったが、

日御碕の海岸と灯台から見る景色は最高だった。





10時53分、大社線151Dが出雲市駅を出発。

単行気動車がコトコト走り、山陰本線の線路から大きくそれる。

あっという間に町中を走り去り、広がる田んぼの中を進み、出雲高松駅に着いた。

ここまでの距離は約4キロ。

最初の駅なのだが、ここまで来れば路線のほぼ半分近く走ったことになる。

所要時間は4分ということから平均時速がだいたい60キロとわかるのだが、

改めて本当にゆっくりだなぁと実感した。


次の停車駅である荒茅駅、そしてその次、大社駅と進んだ列車は早くも終点だ。

荘厳な建物の大社駅ですべての乗客と共に単行気動車を降り、僕も駅を出た。

ふ~っと大きく息をつき、ちょっとベンチで休憩してから輪行袋を開けた。


今回の鉄道旅行で、もうこの作業を何度繰り返しただろう。

自転車の組み立ても随分早くなった。

輪行袋を手際よくたたんで丸めて小袋に詰めるとスタンバイOK!

さぁ向かうぞ、日御碕!



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プロフィール
HN:
smilykaz
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1970/12/19
職業:
ステッカー製作
趣味:
国内鉄道旅行
自己紹介:

けっして後ろ向きの性格ではないが、
昭和の国鉄風情をこよなく愛し、
ちょっと昔なつかしいもの好き。
古いものを大切にする・・・のかも。
思い出の品、焼いもアイス、ラムネ
昭和の香り漂う鉄道旅行、愛好家。

昔風情いっぱいの日本昭和村がある岐阜県美濃加茂市に近い坂祝に本籍地がある。偶然。長良川鉄道やJR高山本線・太多線など鉄道の要所に加え、ちょっと前まであった坂祝セメント貨物など、鉄分もいろいろある所だ。

現在は、日本海側のある街でイラストやデザイン表札の仕事をしている。
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