忍者ブログ
HOME > 高校2年鉄道旅行(合宿その他)の記事 RSS   Admin NewEntry Comment
JRが国鉄と呼ばれていた「ちょっと昔」に戻ってカズ少年が鉄道の旅へご案内
  • 2017.07≪
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • ≫ 2017.09
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

山陰本線で京都府を縦断してきたキハ47の普通列車は

梅小路を過ぎ、東海道本線の線路群に吸収されるようにして京都駅に向かった。

そしてそのまま左端の方へポイントを渡り渡り進んでいった。

1番線の延長部分、山陰線ホームが視界にとらえられたこの時、

ついにこの合宿旅行も終わりを迎えようとしている。


僕たちはボチボチ列車を降りる準備を始めた。

乗降デッキにくくりつけておいた輪行袋を手早くほどき、

肩紐をかけようとしたその時、「痛っ!・・・」 絶叫の瞬間だった。


昨日の海水浴による日焼けの肌に食い込む肩紐に、言葉にできない激痛だった。

少しでも痛みを和らげるため、紐を握った右手が肩の所に来るようにし、

部品を包んでいたプチプチシートを肩に当て、痛みをこらえて自転車を運んだ。


そして左手にはその他の荷物。

これまでの人生で、最も痛い思いをした日焼けであった。


山陰本線ホームは京都駅の1番線の西側部分、跨線橋まで行くのも遠いが、

そこから上り、跨線橋を奈良線の8番ホーム(逆の端)まで歩くのが遠く感じたこと。

数多くの鉄道旅行者の波にのまれ、立ち止まることもできず歩き続けた。

そして階段を下る時の、肩への食い込みが・・・。


その様子を見ながらS西先生がポツリと言った。

「やっぱり山の方が良かったんとちゃう?」

・・・・この痛みのさなかでは返す言葉もなかったが、

早くも来年の「山VS海」攻防が起こることが容易に想像でき、

翌年のための対策をその場で考え始めてしまった。


奈良線のホームにはすでに列車が停まっていた。

ちょっと昔のようなキハ35系ではなく、105系電車だ。

味わい深さでは気動車にかなわないが、ローカル鉄道。


わずか一駅だが、この路線を利用することによって、いつも切符をGETできる。

今回も初めての青春18きっぷを手放さずにすんだ。



よく見るとお分かりいただけると思うが、JR模様ではなく国鉄模様なのだ。


さて、こうして東福寺駅で京阪電車に乗り換えたが、

その地下通路を下る時、そして上る時も・・・。痛い。

鈍行のまま、急行に乗り換えることもなく樟葉駅へ。

とにかく荷物を持ちたくなかったからだ。

帰りは自由解散のため、牧野駅まで乗る部員もいたため車内で別れを告げ、

僕らは樟葉駅で降りた。

そして、最後の痛みに耐えながら階段を降りた。




PR
少し陽が翳り始めた園部駅。

到着寸前のところで車内放送が聞こえた。

「当列車は園部駅で増結いたします。連結作業のためしばらくお待ち下さい」

ここまでわずか2両編成で走ってきたこの列車が4両に増結するのだ。

連結シーンが見られる! → ボーっと待っている場合じゃない!

と、喜び勇んでドアを飛び出した。


京都方面から2両がやってくるのかと思ったが、2両はすでにそこにいた。

考えてみると、ブルートレインのように機関車をはずす必要がないのだから、

わざわざ後退運転する必要はない。

というわけで、シャッターチャンスは意外に短いことをすぐに悟った。



そろりそろり・・・・・「カチャン」 

全部で4両となり、正真正銘の「列車」となった。

こうして「連結作業という」ワクワクするようなひとときを味わい、園部駅を出た。


列車が亀山に着く頃には、さらに太陽が傾いいてきた。

保津川沿いを走るころ、川向こうの山々が輝いて非常に美しかった。

今は嵯峨野
観光鉄道のトロッコでしか見られない風景。

普段通る山陰本線から見られなくなったのは寂しいが、

よくぞ営業路線として残しておいてくれたものだと思う。


二条駅で見る西の空に太陽が今にも沈もうとしていた。

わずかながら梅小路蒸気機関車館が見えた。

さあ、いよいよ僕らの庭、京都駅目前だ。


[広告] ガラスのUVカット、飛散防止フィルムなら
勢いをつけて登ってきた夜久野峠。

兵庫県が背後に去り、ここからは長い京都府を縦断することになる。

上夜久野駅から軽やかに峠を下り、惰性でゆるりとホームに入る。

下夜久野駅だ。ここで下り列車と交換のため暫く停車する。


予定では数分とのことだったが、下り列車が遅れているということで余裕があった。

僕らは途中下車して駅の外に出てみることにした。


時刻はすでに正午を回り、僕たちはもうすっかりおなかがすいていた。

それで駅舎内にある小さな売店(?)で
食べるものを買った。

ウェハースのようなパンと、サーチ(沙棘)という名の
ジュース

余談だが、当時発売されていたウイリー(維力)というジュースと似たデザインで、

色がウイリーのエンジ色に対してサーチは紺色ということで、

同じメーカーと思い込んでいたが、よく見ると製造元が違って驚いた記憶がある。

(維力=ポッカ、 沙棘=宝酒造。商品名はサーチと書いてあったが、一般的にサジーと読むらしい)



さて、下り列車が到着したのを改札越しに見て僕らはあわてて列車に戻った。

そして再び列車は動き出し、穏やかな風を感じながら福知山駅を目指す。

やがて福知山城が見え、列車もスピードを
落とした。


これで僕は福知山駅に来るのが4回目となる。

そしてさらに、この合宿から帰ると隠岐
旅行VOL.2があり、

帰りの際にはまたこのルートを通ることになっている。

何だかずいぶん馴染みの駅になってきた。


福知山駅を出てからしばらくはぼんやり車窓を眺めていた。

しかし、そんな僕を一気に目ざめさせる
イベントが近づいていた。

まもなく園部駅に到着する。



[広告] 看板清掃費をゼロにしませんか。セルフクリーニングフィルムはジェイトリム山口で
思いがけず手にすることができた硬券を手放してなるものか!

そんな思いで策を練り、5枚GETして谷川君と分け合った僕。


天文気象部一行はキハ47を2両繋いだ普通列車に乗り、城崎駅を出た。

左に流れる円山川を見ながら列車は一路
京都を目指す。


そういえば、特急はまかぜに乗ってきた久美子部員が二日前に

玄武洞の所で特急の車掌さんが解説をしてくれたと話していたが、

この列車も同じように解説してくれるのだろうか?

そう、かすかな期待を抱いてその時を待ったが「・・・・何もない・・・・。」

そりゃそうだよなぁ。

普段「地元の人の足」でしかない列車が毎回毎回解説などするはずがない。

ちょっとがっかりしたものの、納得して玄武洞駅を後にした。


たった2両の短い列車は爽やかな風を感じながら
豊岡へと進む。

豊岡に到着すると、
宮津線の久美浜のポスターが貼られていた。

何の関係もないはずの久美子部員がやけに喜んでいた。


帰りの道中も行きのルートと全く同じルート。

山陰本線をずっと、まっすぐまっすぐ終点の京都まで行く。


和田山駅で播但線の列車を横目に見、旧型客車に再び別れを告げ前進。

しばらくは右を走る国道9号線と併走する列車。

そしてトコトコゆっくり走り、兵庫県から
京都府への県境、夜久野峠に差し掛かる。



[広告] 鉄道の駅名板タイプの表札を作りませんか
竹野駅で買うことができず、城崎駅まで行ってから買うことになった青春18きっぷ。

「お徳感が薄れてしまうなぁ」と思った矢先、その気持ちを覆すことが起きた。

僕は、怪我の功名とはまさにこのことだ! とさえ思った。

この、竹野駅から城崎駅の一区間の切符が硬券だったのだ!



やった!硬券GETや!

もちろん、JRが新たに硬券を製作するとは考えにくかったが、

よく見ると、国鉄時代の硬券用紙に「西日本会社線」と印刷されている。

この硬券を複数枚GETするために、再び城崎駅では僕だけ改札を出、

部員たちはホームで待っていてくれた。

こうして僕たちはこの年、青春18きっぷデビューを果たした。



当時の金額は¥11,000。一人当たり2,200円。

竹野駅からの180円を足すと2,380円だから、通常の運賃2,400円とほぼ同じだ。

やはり、「お徳か?」と聞かれるとつらいが、20円安くなったということ以上に、

硬券が手に入ったということが僕にとっては大満足だった。


JR発足後にも国鉄デザインの切符が暫く継続使用されると聞いてはいたが、

それがなんと硬券を含んでいたとは驚いた!


[広告] UVカット・窓コーティングフィルムのご相談はJ-TRIM山口へ


JR東海最後の現役機関車形式「DE15」 
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6
ランキングボタン
鉄道COMへGO!
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
↑応援してね↑
ウェルカムボード・表札
ウェルカムボード
プロフィール
HN:
smilykaz
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1970/12/19
職業:
ステッカー製作
趣味:
国内鉄道旅行
自己紹介:

けっして後ろ向きの性格ではないが、
昭和の国鉄風情をこよなく愛し、
ちょっと昔なつかしいもの好き。
古いものを大切にする・・・のかも。
思い出の品、焼いもアイス、ラムネ
昭和の香り漂う鉄道旅行、愛好家。

昔風情いっぱいの日本昭和村がある岐阜県美濃加茂市に近い坂祝に本籍地がある。偶然。長良川鉄道やJR高山本線・太多線など鉄道の要所に加え、ちょっと前まであった坂祝セメント貨物など、鉄分もいろいろある所だ。

現在は、日本海側のある街でイラストやデザイン表札の仕事をしている。
おすすめ鉄道グッズ
ブログへのコメント
[02/24 smilykaz]
[07/22 smilykaz]
ちょっと昔・・・携帯
鉄道旅行バナー
当サイトはリンクフリーです
ご自由にご活用ください
鉄道旅行バナー
鉄道の本を探すなら
 
楽天ブックスで探す
楽天ブックス
雑誌名:旅と鉄道、鉄道ジャーナル、鉄道ファン、ダイヤ情報 など。 検索:路線名、車両形式名、列車名など
ちょっと昔 写真館 目次
117系のページ公開しました。 キハ40系 更新しました!
フリーエリア
国鉄特急電車物語(直流電車編)

国鉄特急電車物語(直流電車編)

価格:1,995円(税込、送料別)

国鉄急行電車物語

国鉄急行電車物語

価格:1,890円(税込、送料別)

わが国鉄時代(vol.2)

わが国鉄時代(vol.2)

価格:1,800円(税込、送料別)

鉄道旅行-ちょっと昔の旅 Produced by smilykaz
日めくりカレンダーBLUE Designed by がりんぺいろ
忍者ブログ [PR]