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JRが国鉄と呼ばれていた「ちょっと昔」に戻ってカズ少年が鉄道の旅へご案内
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CCF20081110_00004.jpg

21時を回った京都駅。

まだまだ会社帰りの人たちの往来が激しい。

そんな中、大きな荷物を持つ人たちで賑わう、

かなり異様な雰囲気のホームがあった。



山陰本線ホームだ。

そこに、出発を待つ鈍行の夜行列車「山陰」が留まっていたのだ


旧型客車で構成された編成は文字通りの「汽車旅」の雰囲気。

サボにもきちんと「山陰」と「san-in」の文字が入っている。

「こんな列車の旅もいいかも・・・」そうつぶやいてそこを後にした。



そして出雲2号が来る1番ホームに僕たち3人は向かった。

時刻はすでに22時目前だ。

大阪行き最終の雷鳥22号が出た後は会社帰りの人も減り、

ぽつぽつと普通・快速が来ては去るのを見送っていた。



しかし、ふと1番線ホームの端に目をやると闇の中に、

出雲のヘッドマークをつけたEF65PFがひっそりと留まって、

出番を待っているのが見えた。



興奮のためすっかり忘れていたが、

特急出雲は当時非
電化だった山陰本線からやってくるため

ここ京都駅でDD51型
ディーゼル機関車が役目を終え、

このEF65PF電気機関車にバトンを渡し、交代するのだ。

つまり、切り離しと連結の作業をしっかり見ることができるのだ。



そう思った瞬間、僕たちのその後のプランが非常に多忙なものに

なってしまった。

  機関車交換作業を見ること、

  荷物をかかえたまま自分の乗る車両まで走り、

  自分たちの座席を探すこと。

これらを比較的短時間で行わないといけない。



そんな事を思い巡らすうちに時間が近づいてきた。

遠くに二つの光が見える。だんだんゆっくり近づいてくる。

車体をくねらせながら右寄り右寄りに線路の
ポイントを渡ってくる。

間違いなく出雲2号だ。

DD51の甲高い汽笛が響き、1番線に滑り込んだ。
CCF20081105_00001_edited.jpg

僕らは目を凝らして機関車交換の様子をみつめた。

夢中になっていると、予想より早く発車の案内放送が鳴り出した。



僕らはすっかり焦り、とりあえず近いドアから乗り込むことにした。

さあ、僕たちの寝台を探そう!



列車はゆっくりと走り出した。





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大沢君を迎えに行き、大阪駅での列車撮影会を終えた後、

ぼくたち一行は、はせやん の“別荘”に向かった。

“別荘”というのはご両親の自営業の仕事場のことで、

僕たちの家がある牧野駅周辺からは車でも15分はかかる、

ひらかたパークで有名な(?)枚方公園駅のすぐ裏側にあった。

ソーイングのお仕事をなさっているだけあって、大きな家だった。

枚方公園駅東口

ただし、そこは仕事場。お風呂などはなかった。

それで、はせやん は「みんな、せんとう用意できてるか?」

と言いながら洗面器を頭に載せてみんなを笑わせた。

そうして、みんな石鹸シャンプーなど一式を持って銭湯に行った。



さて大沢君は大阪滞在中にやたら“あるもの”を買い漁っていた。

それは期間限定で発売されていたミニチュア・京阪電車サボだ。

これもちょっと昔の鉄道風景らしい代物だ。

最初は特急だけ・・・といっていたはずが、急行、臨時急行、

準急・・・・と増えていき、ついに全種類買ってしまった。

たしか15種類はあったとおもう。

参考資料↓↓
http://www.geocities.co.jp/pio_fukushima/keihan-collection.htm


そんな時間はあっという間に過ぎ去っていった。

1983年8月8日。ついに僕たちの鉄道旅行出発の日!


憧れのブルートレイン、寝台特急出雲2号の旅が

もう手の届くところまで来ている。


旅行荷物、計画表、そして大切な大切な切符を手に、

京阪電車の樟葉駅に向かった。
    
樟葉駅(くずは)の詳細。基本的に当時と変わっていない


急行電車に乗り、いつものように伏見稲荷で乗り換えて、

普通電車で東福寺へ。              東福寺駅の詳細はこちら。
    奈良線と行き来できたホームは現在柵で分離され、階段の上り下りが必要になった。


そして、国鉄
奈良線経由で京都駅にやってきた。

ここまでは僕たちの庭のようなものだ。



出雲2号の時間まではまだもう少しある。

この時間帯の京都駅に来るのは初めてだ。

1983年8月初旬、大阪駅3番線。

急行きたぐにでの夜行列車の旅を存分に楽しんだ大沢君は

満足げな顔で余韻に浸っていた。

一晩の感謝と喜びに満たされた、そんな顔をしながら

再開をも(ついでに?)よろこび、記念写真を撮った。



その後何が始まったかは言うまでもない。

大阪駅での撮影会をちょっと行い、短時間だったが走り回った。

CCF20081103_00001_edited.jpg

CCF20081103_00002_edited.jpg

その後、枚方の はせやん の家に向かった。

今夜、そこで僕らは“合宿”をすることになっている。

大沢君の頭も、急行きたぐにモードから合宿モードに切り替わった。

1983年、8月に入る頃、大沢達也君から一通の葉書が来た。


「東京での日程はだいぶ決まってきましたか?聞くまでもなく、

駅めぐり三昧になるんでしょうね。

ちょうど今、新宿の小田急百貨店では鉄道展が開催しています。

ちなみに、期待してはいないと思うけど、

東京ディズニーランドに行く暇はありません」



締めくくりの一言に吹き出して笑いながら、

「よくぞまぁ僕の計画をものの見事に読まれたもんだよ」

と、感心した。


ただ、交通博物館に行く計画は想定されてはいなかったようだ。

先日オープンしたさいたまの博物館ではなくて、

少し前まで東京・秋葉原にあったものだ。


あと一週間と少し、さあ、出発はもう目前だ。


でもその前に、大沢君が大阪にやってくる。

大沢君に「会いに行く」計画が、「共に行く」計画に変わったが、

あこがれの列車に乗れることには変わりない。

1983年7月も終わりを迎える頃、親戚から電話があった。

「引越しが済んで落ち着いたし、良かったら遊びに来えへんか?」



そこには僕と同じ年のいとこ順子ちゃんと一つ下のたけし君がいる。

急に言われても・・・と言いそうなところだが、

何の躊躇もなく遊びにいくことになった。



お目当てはいとこの女の子・・・ではなく(笑)、初めての南海電車だ。

京阪電車で終点の淀屋橋まで行き、地下鉄御堂筋線でなんばへ。

目的地は狭山町(現在の大阪狭山市)なのでそこまでの切符を購入



改札を抜け、急行に飛び乗ると電車が動き出した。

なんば駅を出るとすぐ、今はなき大阪球場が目の前に見えた。

あまりにも目の前で驚いた。

後に住宅展示場になり、今では跡形もないらしい。少し寂しい。



電車の先頭のところで行く先をずっと眺めていたら、

小さな男の子が羨ましそうに後ろに立っていたので譲ってあげた。

その子は満面の笑みを浮かべて喜んでくれた。


さて、列車はどんどん進み、

泉北高速鉄道と線路が分かれる直前にすれ違った。

あっという間に狭山駅に着いた。

おばさんが迎えに来てくれるまで、駅前の本屋さんに入った。


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プロフィール
HN:
smilykaz
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1970/12/19
職業:
ステッカー製作
趣味:
国内鉄道旅行
自己紹介:

けっして後ろ向きの性格ではないが、
昭和の国鉄風情をこよなく愛し、
ちょっと昔なつかしいもの好き。
古いものを大切にする・・・のかも。
思い出の品、焼いもアイス、ラムネ
昭和の香り漂う鉄道旅行、愛好家。

昔風情いっぱいの日本昭和村がある岐阜県美濃加茂市に近い坂祝に本籍地がある。偶然。長良川鉄道やJR高山本線・太多線など鉄道の要所に加え、ちょっと前まであった坂祝セメント貨物など、鉄分もいろいろある所だ。

現在は、日本海側のある街でイラストやデザイン表札の仕事をしている。
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