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JRが国鉄と呼ばれていた「ちょっと昔」に戻ってカズ少年が鉄道の旅へご案内
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僕に近づいてきた人。それは紛れもなく酔っ払いのおじさんだった

「よぉ、兄ちゃん、こんな時間にどこまで行くんやぁ」。

「あ、あのぅ、稚内です」

「何ぃ、稚内?おぉそぉかぁ、わしは今から横浜に帰るっちゅうのに・・・」

そんなことは僕の知ったことじゃない。

しかし、その人は続けて言った。

「おぉそぅや。稚内にどうやって行くかわかっとるんか?フリーパス使うんやぞ」

「あ、はい、わかってます」  (いや、そんなものは知らないが)。

「きぃつけていくんやぞ」  

「あ、はい。どうも・・・」

なぜか人通り少ない跨線橋で酔っ払いの相手をさせられてしまった僕だった。


さて、時刻は21時30分を回ったところ。

ホームに響いた案内放送に耳を疑った。

「急行利尻、稚内行き。間もなく発車いたしま~す」

えぇ! うそうそ!21時57分発やろ!

何がどうなったのかよくわからないまま、うろたえながらも切符を確認。

CCF20090728_00006.jpg

発車時刻は間違いない。でも発車のベルは止まった。そして汽笛が響いた。

跨線橋の上で、輪行袋は1番線につないだままだからすぐにホームにも行けず。

慌てて時刻表で再確認するしかなかった。

ガタンゴトン・・・列車がホームを出て行く。「どうなってんねん?」


すると、この日は臨時急行利尻81号が設定されていることに気付いた。

ようやく胸をなでおろし、張り詰めた緊張感が一気に解けた。

でもそろそろ乗車できるように準備をしようということで1番線ホームへ。

そして結んでおいた輪行袋を手に取り“本物の”急行利尻号乗車ホーム、

4番線にゆっくりと向かった。




 
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プロフィール
HN:
smilykaz
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1970/12/19
職業:
ステッカー製作
趣味:
国内鉄道旅行
自己紹介:

けっして後ろ向きの性格ではないが、
昭和の国鉄風情をこよなく愛し、
ちょっと昔なつかしいもの好き。
古いものを大切にする・・・のかも。
思い出の品、焼いもアイス、ラムネ
昭和の香り漂う鉄道旅行、愛好家。

昔風情いっぱいの日本昭和村がある岐阜県美濃加茂市に近い坂祝に本籍地がある。偶然。長良川鉄道やJR高山本線・太多線など鉄道の要所に加え、ちょっと前まであった坂祝セメント貨物など、鉄分もいろいろある所だ。

現在は、日本海側のある街でイラストやデザイン表札の仕事をしている。
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