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JRが国鉄と呼ばれていた「ちょっと昔」に戻ってカズ少年が鉄道の旅へご案内
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中湧別駅から「決意の出発」をして国道238号線を進み始めた僕。

駅前通りはオレンジ色の街灯が照らし、行く手は明るく思えた。

結構明るい道なのに、天の川が空から地平近くまで流れているのが見える。

うわぁ、こらぁすごいわぁ。これを見ながら走るのも悪くないなぁ。

そんな軽やかな気持ちでスタートを切った。


ところで、さっき車掌さんが言っていた通りの70キロやったら、

時速20キロで行って3時間半ってところか?

と、捕らぬ狸の皮算用をした瞬間に僕を悲劇が襲った。

それは道路の案内表示に「網走81km」と書かれていたからだ。

12キロも増えた!すごい太り方じゃないか!(って、体重じゃないか・・・。)

とにかくかなりのショックだった。


これでは日が変わる前に到着することはまず無理なので、

とにかくオーバーペースになることがないように、

時速20キロを保つことを目標にして前に進むことにした。


スピードはそこそこ保つことができた僕だったが、次なる悲劇が襲った。

それは、取り付けた懐中電灯の電池が早々に切れてきたからだ。

そのころ、芭露集落に入り、道路沿いにお店らしきものの灯りが見えた。

夜9時になろうとしていた頃。よくぞ店が開いていたものだ。

「あのぉ、すみません。単2乾電池ありますか?」


こうして、ジュースと電池を購入することができた。

考えてみるともっと遅くなってからじゃなくて、

この時間帯に電池切れしてくれて本当に良かったと思う。

でも、ぶっ通しで点灯したらまた切れる可能性も考えておかないと。

そう思うと、できるときにはスイッチを切って走ることも意識した。

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名寄駅から延々と約3時間乗ってきた名寄本線629Dは僕を降ろして遠軽に向けて出発。

僕は名残惜しいなぁという思いと、目の前に立ちはだかる距離のプレッシャーから

何だか複雑な思いを抱えたまま中湧別駅の改札を出た。

もちろん、下車印もスタンプもしっかりゲットした。

CCF20110720_00000.jpg

湧網線の廃線についての記述がちょっと寂しさをにおわせる。

でも今の僕にはそれよりもここから明日の網走までの行動の方が頭を支配していた。


数名いた降車客がすべて駅舎を出てから僕は駅員さんに尋ねた。

「すみません。駅の建物内で朝まで寝ることはできませんか?」

そんな無茶なお願いに対する答えは当然のことながらNOである。

しかし、夜の8時を回った中湧別駅前は人影少なく、明かりも少なく、

とても野宿する勇気は持てない環境だったのだ。


そのようなわけで、僕はとりあえず網走駅を目指そう!と決めた。

やはりこの環境で一睡もできなかったりしたら明日の朝は、

寝坊⇒乗り遅れ⇒知床断念してスルー という悪循環が待っているからだ。


そうと決まれば自転車を組み立て!ということで輪行袋をほどき始めた。

稚内駅での自転車ばらし作業から8時間ぶりの作業だ。

部品をチェックしたが、いずれも問題ない。

薄暗い中での作業だが、なんとかすすむ・・・。ところが・・・。


あれ、6ミリのアーレンキー(6角レンチ)がないなぁ。

5㎜で締める部分はすべて完了したが、どんなに探しても6ミリが見つからない。

どうやら、稚内駅の外で落としてきてしまったようなのだ。

幸いにも5.5ミリという、普段使いもしない大きさのものがあったので、

それを差し込み、マイナスドライバーで隙間を埋めて、

なおかつアーレンキーをすこし歪めながら締めてとりあえず事なきを得た。


こうして苦心の末自転車の組み立ては完了。輪行袋もクルクルとたたんだ。

そして、午後8時30分。

中湧別駅を後にし、僕を乗せたエンペラーロードレーサーは走り出した。

一路網走駅へ!

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紋別駅での8分の停車の後、19:32に629Dは列車として出発した。

今度はキハ22 237&224というコンビで。


乗客はかなり少なかったが、1両目では子供がはしゃいでいた。

それで2両目の方に移動してみると中学生の女の子が一人。

この車両には車掌さんと僕とその子だけだった。


しばらくしてふと見てみると車掌さんがお弁当を食べていた。

するとたまたま車掌さんと目が合ってお互いにニッコリ。


その車掌さんがしばらくして僕に近づいてきた。

「記念オレンジカード、どうですか?」

それはさようなら湧網号という湧網線お別れ記念列車のもの。

僕は思わず手が伸びて買ってしまった。



CCF20090728_00041.jpg
その後も車掌さんはニコニコしながらいろいろ話してくれた。

真っ暗になった景色はいつの間にかどんどん流れていき、

ついに20:10。中湧別駅に到着した。

車掌さんは「自転車、気を付けてね!」と声をかけてくれた。

最後の1時間はやっぱりあっという間だった。


でも、北のローカル線の旅は約3時間とは思えないほど

充実した時間だった。


 

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中湧別駅まで残り1時間。

まだまだ時間があるようでいて結構緊張感が増した瞬間だった。


徐々に今夜から明日にかけての予定が気になり始めたのだが、

それは、明日の朝9時には網走駅に到着していなければならず、

中湧別駅から網走駅までもし80キロあるとしたら、

時速20キロでも4時間かかるので少なくとも5時出発・・・。

つまりその距離がすごく気になるのだ。


それで、車掌さんに尋ねてみた。

「すみません。中湧別駅から網走駅まで何キロくらいですか?」

「あ~、そうだねぇ~。70キロくらいかなぁ。」

「そうですか!ありがとうございました!。」

というわけで、予想の80キロより10キロくらい短いらしい!と、

気持ちがずいぶん楽になって再び車窓を眺めた。


その間に列車は富岡駅を通過し、渚滑駅、潮見町駅に停まった。

そして、そこからわずか2分で紋別駅に到着した。

到着前に目に入ったパチンコ屋さんのネオンがきらびやかで、

見た目の印象だが、この名寄本線に入って最も大きな町のようだ。


名寄本線629Dが最も長い時間停車するのがここ、紋別駅。

ただ大きな町だという理由で長い時間停まるのかと思ったが、

実はそうではなかったようだ。

というのも、ここまでずっと単行でやってきた629Dに、

後ろからやってきた(同じくキハ22)気動車が増結されたからだ。


その様子を楽しみ、いつものように下車印とスタンプを求めて

改札を出たのだが、この駅のスタンプはなかなか良かった。



「氷の芸術 流氷の町  名寄本線紋別駅」というフレーズは

オホーツク海に面した選ばれし幾つかの駅にだけ許される

ものと言えるだろう。



ただ、残念だったのはスタンプ台がカスカスになっていて、

非常に写りが悪かったことだ。本当に残念。


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興部駅を出発した629Dは引き続きエンジン音を響かせて進んだ。

旭ヶ丘駅を過ぎたころようやく、7時間ぶりに海を見ることができた。

その海と線路との間は草原になっていて一本の大きな木があった。

それは何となく小学校の国語の教科書に載っていたお話、

「片足ダチョウのエルフ」を思い出させるような木だった。


とっぷりと暮れてきた夕空にこの日最初の星が見えた。

季節と方角からして、こと座の1等星ベガに違いない。

このベガを含む夏の大三角形もたどって見えてきた。

そんな風に星探しに夢中になっているうちに海に近づいてきた。

暗くなった景色の中だが、砂浜が続いているのがわかった。

そうして沙留駅に到着した。

大きく筆書きのような書体で書かれた駅名標が印象的だった。

駅は木造のごく普通の田舎駅だが、駅前には商店街まであり、

恐らく夏の海水浴シーズンには栄える、そんな街かもしれない。


そんな沙留駅をゆっくり後にした629Dはひたすら遠軽を目指す。

再び視界に入った海には灯台の赤い光が見える。


さて、沙留駅を出て間もなく19:10分になった。

それはつまり僕が降りようと考えている中湧別駅まであと1時間。

ちょっとピリッとした気分になった。

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プロフィール
HN:
smilykaz
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1970/12/19
職業:
ステッカー製作
趣味:
国内鉄道旅行
自己紹介:

けっして後ろ向きの性格ではないが、
昭和の国鉄風情をこよなく愛し、
ちょっと昔なつかしいもの好き。
古いものを大切にする・・・のかも。
思い出の品、焼いもアイス、ラムネ
昭和の香り漂う鉄道旅行、愛好家。

昔風情いっぱいの日本昭和村がある岐阜県美濃加茂市に近い坂祝に本籍地がある。偶然。長良川鉄道やJR高山本線・太多線など鉄道の要所に加え、ちょっと前まであった坂祝セメント貨物など、鉄分もいろいろある所だ。

現在は、日本海側のある街でイラストやデザイン表札の仕事をしている。
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