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JRが国鉄と呼ばれていた「ちょっと昔」に戻ってカズ少年が鉄道の旅へご案内
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ちょっと鉄道旅行とは呼びがたい、修学旅行のお話。


3日目は白馬近郊で過ごす一日。

枚方三中は当時一学年9クラスあり、総勢400名ほどのマンモス校。

それで、班ごとに行き先の希望を取り、分散するように計らって

白馬近郊の幾つかの博物館や記念館などに出かけることになっていた。


どんな選択肢があったかはあまりよく覚えていないのだが、

酒蔵がどうとか・・・それに美術館関係もあったような。



大きな地図で見る
その中から僕たちが選んだのは大町市にあるエネルギー博物館だ。

僕らはバスに乗り白馬駅の前を通り抜け、現地に向かった。


エネルギー博物館は、静かな森の中にある素敵な場所だった。

1.jpg

一番印象的だったのはプラネタリウムで、本当に感動的だった。

喜多郎作曲のオリジナル曲がBGMに使われていてスペシャル感たっぷりだった。



それから、館内の端と端に大きなパラボラアンテナが向かい合って設置され、

離れているのにお互いに会話が出来たのも面白かった。

さらには、ソーラーパネルや黒部渓谷のトロッコの話を聞かせていただいたり、

十分に楽しめる博物館だった。

              
大町エネルギー博物館の詳細へのリンク

僕はおみやげに、色の変化で気温が分かる液晶温度計を買って帰った。

ロッジにふたたび戻る時、白馬駅に165系電車が留まっているのが見えた。

鉄分に飢えた心をちょっと潤す一瞬のよろこび。


ロッジに戻り夕食を迎えるまでの間少し、修学旅行につき物のおみやげタイム。

このたびはクラスのみんなと共に歩いて行くのだが、駅まで何の迷いもなく、

先頭を歩いていた僕を、もしかしたらみんなは不思議に思ったかもしれない。

初めて歩くはずの道なのだから。


信濃森上駅近辺で何軒かお土産やさんを回ったが、僕は駅にも立ち寄った。

そして、2種類の切符を記念に購入した。


                        硬券の乗車券 拡大画像

ちょっと昔、国鉄時代にはまだ多く見られていた、硬券の切符だった。

おみやげもろくに買わず、大満足して僕はロッジに戻っていった。



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ロッジを抜け出してちょっとの(10分ほど歩いた)ところにある大糸線の線路。


ついについにお目当てのあいつがやってきた。183系1000番台のL特急あずさ だ。

L特急あずさ 新宿行き 大糸線 白馬~信濃森上





その頃何度も挑戦して鍛えた腕で“流し撮り”を狙って・・・と思っていたのに

あずさ はなかなか近づいてこない。停まってるの?

いや、ゆ~ったり、ゆ~っくり近づいてきてはいる。

単線鉄道の線路際にあやしい(?)中学生がいるのが見えたからか?

理由はよくわからないが、ゆったりと近づきそこで列車は停車した。



「えぇ~っ?停まった!」 旅行者の姿はほとんど見えない。

その後もずっと理由は分からないままだが、スペシャルなサービス(?)付きの

撮影会がこうして行なわれ、完全国鉄メークの183系あずさを堪能できた。



信濃森上駅方向の、南小谷側の山々をバックにして素晴らしいひとときだった。



わずか3分ほどの後、特急あずさ はまたゆったりと走り去っていった。

その後、あまり経たずにもう一度踏み切りがなり始め、

湘南カラーの165系(169系かもしれない)電車がゆっくり通過していった。



僕も、抜け出してきたロッジに戻ろうと走って行った。

「もし騒ぎになっていたらどうしよう?」ほんの少しの不安を抱えながら。



しかし、ちょうどタイミング良くみんながロッジ前に出始めたところ、

遅ればせながら白馬山歩きショートコースに出かける準備中だった。

僕はうまく合流できたので、何事もなかったかのようにみんなにまじり、ホッとした。



この撮影会のことだけは中学を卒業するまで、ほとんど誰も知らないままだった。


ちょっと感動!やっと手に届いた特急あずさ 前編はこちら
信州白馬のロッヂつららはひとクラスのみんなが十分に泊まれる宿だった

クラスのラグビー部員がちょうどここで毎年合宿をしているそうで、

嬉しそうにそのことを話していた。



さて修学旅行だが、予定ではいろいろと計画が組まれていたのに、

なんといきなり足止めを食らうはめに。

初日の夜、予想だにしなかった大雨が降り、翌日は晴天になったとはいえ、

地盤不良のため八方尾根への散策が中止になってしまったのだ。

翌日以降の予定を早めることもできず、計画を先生たちが練り直しておられた。



ただ待機するようにと指示されていた中、僕の心がうずうずと動き出していた。

それは、大糸線に特急あずさ が一日に1往復だけ来る事を知っており、

まさにその時間が迫っていたからだ。

その線路はロッジから歩いてわずか10分ほどのところにある。




僕はついに、こっそりロッジを抜け出し、鉄道に飢えた狼のように線路まで歩いた。

線路沿いにすわり、北に目をやりそのときを待った。

南小谷発
新宿行き特急あずさ。その姿が・・・・・「見えた!」



思えばその昔、新宿駅で駅員に断られ、
ずっと遠い存在だった あずさ 。

念願かなってようやく会えたのだ。 そして近づいてくる・・・・・



ちょっと前まではすべてが松本止まりだったのにこうして大糸線に今は来る。

「ほんまにこの学年で良かった!」心からそう思った。
ちょっと先に糸魚川駅がある交差点で国道8号線に別れを告げ、

僕たちのバスは姫川沿いを今度は南下いった。


大きな地図で見る

ここからの国道148号線は大糸線と平行して走る区間だ。

姫川駅が国道の真横にあるはずなのだが、不覚にも見落としてしまった。

しかし、その先の頸城大野駅あたりで、国道に案内看板があり、

自分たちの走る国道と大糸線の位置関係が少し分かった。


しかし、その後山間に入ると線路がどっちで自分たちがどう走っているのかも

よくわからないまま、時々急に線路が隣りに現れたり上を横切ったりしながら

上って上って、「高いところまで来たんだろうなぁ」と感じた頃、

左に南小谷駅が見えた。



「ここまで来たらあと少し。」

時刻表を広げながら、大声で「あと二駅!」・・・・「あと一駅」と

みんなのためにカウントダウンをしていた。

そして僕たちの目指したところは「白馬駅」のひとつ手前の「信濃森上駅」。・・・?

いや、駅を目指したのは僕だけ、一行はそこから少し山側の“ロッジつらら”へ。



白馬駅情報はこちら     白馬駅周辺観光情報
信濃森上駅情報はこちら  信濃森上駅周辺観光情報
南小谷駅情報はこちら   南小谷駅周辺観光情報

この記事に関する画像
中三時代。僕にとって、もっとも鉄道旅行に飢えていた頃だ。

旅行基金がちょっとずつたまり、どこかに行こうと思えば行けなくもないが、

まだまだ十分と言うわけではなく、おまけに受験をひかえているときた。

そんな中、唯一の旅行であり誰も文句を言いようがないのが修学旅行だ。

とはいえ、これはバス旅行であり、鉄道旅行ではない。

強いて言えば“鉄道見え隠れ旅行”だ。



1985年6月某日。修学旅行初日。

僕たち枚方第三中学3年生は
信州・白馬を目指してバスで出発した。



僕は 「いつも心に鉄道を」 の精神で出発。

普通、誰も持たないような大型
時刻表をかばんに忍ばせ、バス旅行を楽しんだ。



言うまでもなく途中までは鉄道のかけらもなく、景色も見えない高速道路の旅。

名神高速から北陸自動車道に入り、どんどん北上し、滋賀県、福井県を通過、

そして石川県小松市にある「安宅の関」という史跡で昼食の休憩をとった。 

ここはその昔、源義経が・・・・(何したんだろう?)とにかく逸話の残る場所だ。



休息の後再出発したが、まだしばらくはまったく鉄道の気配もない。

バスは途中から高速をおりて下道を走り、国道8号線を北へ。

正確にはおりたというより、開通していなかった。ちょっと昔ですから。



富山県から新潟県に移るわずか手前で、僕は大いに盛り上がりを感じた。

それは、国道が北陸本線の線路と平行して走るあたりからだ。



だんだん駅が見えてきた。駅名は「越中宮崎」。

お得意の流し撮りで駅名版を
写真に収めた

そこからしばらくはおおむね線路に沿って走る。


親不知、子不知、青海の
海岸沿いは、ちょっと恐れを感じる海岸線。

みんな左側の海を見ていた。僕はもちろん右の線路を夢中で見ていた。



北陸本線の線路上を特急白山が走るのを見た後、

僕たちのバスは糸魚川市内に入った。

ここからは海にさよならし、姫川沿いを南へ。

徐々に上り勾配がきつくなる区間だ。  つづく。


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プロフィール
HN:
smilykaz
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1970/12/19
職業:
ステッカー製作
趣味:
国内鉄道旅行
自己紹介:

けっして後ろ向きの性格ではないが、
昭和の国鉄風情をこよなく愛し、
ちょっと昔なつかしいもの好き。
古いものを大切にする・・・のかも。
思い出の品、焼いもアイス、ラムネ
昭和の香り漂う鉄道旅行、愛好家。

昔風情いっぱいの日本昭和村がある岐阜県美濃加茂市に近い坂祝に本籍地がある。偶然。長良川鉄道やJR高山本線・太多線など鉄道の要所に加え、ちょっと前まであった坂祝セメント貨物など、鉄分もいろいろある所だ。

現在は、日本海側のある街でイラストやデザイン表札の仕事をしている。
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