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JRが国鉄と呼ばれていた「ちょっと昔」に戻ってカズ少年が鉄道の旅へご案内
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宇部駅ホームをひた走り、息を切らせて再び先頭部に戻ってきた僕。

繰り返しホームに響く案内放送が止み、ひときわ高い汽笛の音が鳴った。



とうとう動き出してしまった最終の富士はやぶさ。

そして、もう一度、また一度汽笛が鳴る。



一瞬はやぶさのトレインマークが見えた。これももう見納めだ。

ゆったりとした動きで進んで行く。



少しづつスピードをあげてゆく。

目の前をB寝台車がゆく。A寝台車そしてSOLOもゆく。さらにB寝台が3両。

そして、同じ編成のリピート。

最後に富士のテールマークが宇部駅のホームを離れていった。



富士はやぶさによる最後の鉄道旅行を楽しむ人たちもそろそろ、

残り時間のカウントダウンを始めそうな宇部駅。そこをあとにした瞬間だった。



別れを惜しむ鉄道ファンに、もう一度だけ最後にあいさつの汽笛が鳴った。

この風景も今や、ちょっと昔。
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鉄道ファンならずとも日本中の大勢の人が注目し、夕方のニュースに見入った日。

その翌日2009年3月14日の朝は、文字通り「富士はやぶさ」の運転最終日だった。


僕も最後の雄姿を見たい衝動を抑えきれず、山陽本線を目指すことにした。

さて、いったいどこが落ち着いて写真を撮れるところだろうか。

このころ数多くのブログ筆者様がそれぞれの撮影スポットでの写真を公開され、

僕もそれらを結構チェックしていたのだが、県内で探すとなるとどうだろう?と、

かなり本気で心配していた。


そんな中、最も目に留まったのがBLUE ON BLUE 様ブログ、3月9日の記事。

ブルートレインの全体像を捕らえて写真に残すには、向かいのホームから、

しかも、間に何本も線路があるところでなく、近距離から狙えるところということで、

宇部駅での撮影が最後にふさわしいと自分で納得し、朝早くに出かけた。


到着したのは朝7時50分くらい。宇部駅構内はファンが数名おろおろしていた。

富士はやぶさ最終日の遅れ

予想できなかったわけではない「遅れ」とはいえ、ここまですごいことになるとは・・・


しかし、これで最後。余韻を十分に味わうには憎すぎる演出だ。

僕は、同行した妻と共に駅そばを食べて腹ごしらえをし、その時を待った。


そしてついに彼はやってきた。



遅れているからと慌てるでもなく、「今日は俺の晴れの日だ!」とでもいうように、

ゆったりと悠然とホームに入ってきた。



停車時間は1分だと聞いている。相当急がないとわずかしか撮れない。

僕はホーム上をすごい勢いで走って最後部まで向かった。

途中、昨晩のニュースの時にチラッと映った「さよなら富士」のサボが目に入った。

「ブルトレにサボのホルダーなんかあったっけ?」と疑問だった、その謎が解けた。

番号札のホルダーだったのだ。



再び僕は走り出し、ついに後姿を見られるところまで来た。

やっぱり、たとえ老朽化してもこの姿は僕の青春、思い出の記憶だ。

心の中で走り続けてくれるだろうと、僕は思う。



でも、そろそろ出発かな?

発車のベルが鳴るまで撮れるだけ撮らないと!

そう思っていたのに、なかなか発車する気配がない。何かあったのか?

まぁ、それより今は写すぞ。



こうして僕は思いがけず与えられた時間のおかげでもう一度先頭部に戻れた。

約4分のスペシャル撮影会の末、発車のアナウンスが鳴り響いた。
ブルートレイン富士

寝台特急はやぶさ・富士 さよならカウントダウン企画その1

    42レはやぶさ号、門司駅到着から2レ富士と連結、発車までの流れ解説

寝台特急はやぶさ・富士 さよならカウントダウン企画その2
    42レはやぶさ号内部写真を撮っていたら閉じ込められた

寝台特急はやぶさ・富士 さよならカウントダウン企画その3
    内部告発・・・いや内部報告。B寝台の洗面台・そして富士との連結

寝台特急はやぶさ・富士 さよならカウントダウン企画その4
    内部報告その2。個室寝台(A寝台シングルDX・B寝台ソロ)

寝台特急はやぶさ・富士 さよならカウントダウン企画その5
    内部報告その3。開放式B寝台車

寝台特急はやぶさ・富士 さよならカウントダウン企画その6
    車両外側から。そして2レ門司駅出発。

寝台特急はやぶさ・富士 さよならカウントダウン企画その7
    朝の門司駅にて1レ富士はやぶさ到着。はやぶさ機関車交換、出発。

寝台特急はやぶさ・富士 さよならカウントダウン企画その8
    続いて富士の機関車装着、大分に向けて出発。

寝台特急はやぶさ・富士 さよならカウントダウン企画その9
    宇部駅で迎え、見送った最後の朝。


富士はやぶさ、そして東京ブルトレの思い出 Vol.1 小学生~中学生 
    1981年から1983年までの僕と東京発着ブルートレインの出会い

富士はやぶさ、そして東京ブルトレの思い出 Vol.2 名古屋駅の夜 
    1994年秋、久々の再会。

富士はやぶさ、そして東京ブルトレの思い出 Vol.3 リスト
    最終日にニュースで報じていた「最盛期には10往復」。リストアップしてみた。

富士はやぶさ、そして東京ブルトレの思い出 Vol.4 方向幕と長い編成 
    2009年3月3日の下関駅での撮影

富士はやぶさ、そして東京ブルトレの思い出 Vol.5 下関駅で待つ 
    発車案内板、EF66の機回しと装着。

富士はやぶさ、そして東京ブルトレの思い出 Vol.6 
    1987年山陰本線竹野駅近くで見た出雲4号。

富士はやぶさ、そして東京ブルトレの思い出 Vol.7 
    1987年、大阪駅に遅れて到着した瀬戸。

富士はやぶさ、そして東京ブルトレの思い出 Vol.8 ちょっと昔のあこがれ 
    ブルートレインあさかぜ号と僕のすれ違いの歴史・・・・

富士はやぶさ、そして東京ブルトレの思い出 Vol.9 昨年夏の小倉駅 
    小倉駅での僕の思い込み、はやぶさをスルーしてしまった訳。

富士はやぶさ、そして東京ブルトレの思い出 Vol.10 今年1月の新山口駅 
    鈍行の旅の帰りに出会った2レ富士はやぶさ。

富士はやぶさ、そして東京ブルトレの思い出 Vol.11 栄光のヘッドマーク
    九州鉄道記念館に展示されていたものから幾つか。
 


ブルートレイン富士はやぶさの最終日から10日。

東京ブルトレの思い出はまだまだあるが、今日でそろそろ一旦特集を閉じる。

そこで、ヘッドマークに注目したいと思う。


実は、今日仕事で下関に行ったので渡船で門司港の九州鉄道記念館にも行った。



鉄子となった妻とともにブルトレのヘッドマークの展示を見て楽しんだ。

間近で見ると意外なほど文字がずれているものがあったりして微笑ましい。

その反面、何度も塗りなおしされ、大切に使われてきた真っ直ぐさをも感じる。



みずほ号のマークは、どうして?と思うほど華やかさがない。

でも、このヘッドマークが赤い機関車を飾っていた、ちょっと昔。

コントラストが予想外に見事だったことを思い出す。



ダブル・ヘッドマークを見ると「ブルートレイン衰退の始まり」をイメージしてしまう。

それでも丁寧に作り上げられたこのマークやあかつき・なは、富士はやぶさ。

それらは最後まで輝きを放ち続けた証しであり、築かれてきた確かな歴史。

この歴史をいつまでも大切に胸の奥にしまい続けて行きたい。



鉄道旅行の思い出のページはいつまでも消えない。

ありがとう、ブルートレイン。

僅かちょっと前のことだが今年の1月、岐阜県美濃加茂市にある実家に里帰り。

夫婦でしたタフな旅、それは青春18きっぷによる鉄道旅行。

でも、行きも帰りもその日のうちに片道を終えることが出来た。

片道の所要時間は約13時間。冬休み明けで人もまばら。ゆったりの鉄道旅行だ。


さて、帰りの行程でのこと、新山口に到着する少し前に僕は気付いた。

「このまま行ったら富士はやぶさ到着時刻に間に合うやん」


実際、本当にピッタリのタイミングだと確かめた。新山口20:15着の普通。

そして上りブルートレイン富士はやぶさ到着が20:25分だ。


こちらの普通列車は定刻通りに新山口に着いたのであとは10分待つだけだ。

案内放送で、ほんの少し到着が遅れるとのアナウンスがあった。

だが、こちらが遅れるのはつらいが、待つのは平気だ。



それにしても、1分の停車時間というのは、いかにも短い。

じっくり味わいたいのに、わずかな写真を撮ったらもう発車のベルだ。

僕たちは手を振り見送ったあと、消えゆく彼の余韻を味わうしかできなかった。

本当に青い流れ星という表現がこのときピッタリと当てはまると納得した僕がいた。



実は当初の予定では、2月ごろ富士はやぶさ乗車計画があった。

しかし、この一回の旅ですべて予定が済んでしまい、すべてキャンセルになった。

だから、ブルートレインをもう見ることもないかな、なんて思い始めていた時だった。

そんな中で偶然の時間の一致で出会えて本当に嬉しい一瞬だった。


このとき一緒にいた妻が鉄子になるなんて、まだ予想だにしていなかった。

それが・・・火がついてしまった二人。そんな1月の出来事だった。
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プロフィール
HN:
smilykaz
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1970/12/19
職業:
ステッカー製作
趣味:
国内鉄道旅行
自己紹介:

けっして後ろ向きの性格ではないが、
昭和の国鉄風情をこよなく愛し、
ちょっと昔なつかしいもの好き。
古いものを大切にする・・・のかも。
思い出の品、焼いもアイス、ラムネ
昭和の香り漂う鉄道旅行、愛好家。

昔風情いっぱいの日本昭和村がある岐阜県美濃加茂市に近い坂祝に本籍地がある。偶然。長良川鉄道やJR高山本線・太多線など鉄道の要所に加え、ちょっと前まであった坂祝セメント貨物など、鉄分もいろいろある所だ。

現在は、日本海側のある街でイラストやデザイン表札の仕事をしている。
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